山名 明神山(迷走) 標高 759m 記号 B06明神
年月日 2010年6月6日(日) 天候 晴れ 移動 フォルツァ
登山口 明神山登山口 住所 魚沼市三ツ又 ルート 周回
移動時間(片道) 1時間07分 備考 薮コギ迷走。普通ならリタイヤ。
参考上り時間 1時間30分 実際上り時間 8時間15分 明神山までの時間
場所 時間 距離 メモ
長岡自宅 発 7:33 6418km 山古志周り。昼食は昨日のうちに購入済。
旧広神村山田下 8:15 6452 この交差点を左折。中子沢に向う。
中子沢温泉羽川荘 8:22 6458 唐松や権現堂の登山口の手の又沢分岐。
明神山登山口 着 8:40 6465 林道左に「登山口」「駐車場」の標識。
 〃     発 8:55 0歩 フォルツァは少し先の駐車場(10数台可)に駐車。
迷走@登山口標識のすぐ側に登山口があったのに駐車車両の為に気付かず沢に出る。
  ○左に踏み跡があったので上がる。すでにこの時、上る尾根を間違えた。
  ○道が薄いのはそういう山だと思って疑わずについには本格的な薮コギになる。
P598(多分) 10:08 5634 先が切れ落ち今までの間違いに気付く。
  ○この時はP598と知らず道は南側にあると思い下るが無いので又尾根に上る。
名も無いピーク 着 12:08 12798 ヤブの中、倒木の株でお湯を沸かし昼食。
 〃     発 12:43 13549 ブヨが寄ってくる。耳の中まで入り刺す。
  ○樹間から明神らしき山が迫っていた。別の尾根から明神に近づいた事ようだ。
  ○登山道の西隣の尾根から登り、ここでつながったようだが道が無い。
明神池に出る 13:17 16211 やった、助かったと思ったが…。
迷走Aここで最大の間違い。明神山に行くつもりで何故か左に上がってしまった。
  ○今でも何故だか分からない、方向感覚が狂い疲れて思考能力も低下していた。
  ○明神山と思って大倉山に向って薮コギで上る。上る前に人声の幻聴を聞く。
  ○視界が開けここが大倉山2つ前のピークと分かり逆に歩いて来たのを知る。ガーン。
900m位のピーク 14:08 20157 水とエネルギー補給をして下る。
迷走B同じルートを引き返すつもりが何度も間違え上下するが結局間違えた所へ下る。
  ○ヤブが濃く先の見通しが利かず下りてみると切り立った崖で戻るを繰返した。
  ○所々に赤リボンがあるが、それを見た後にルートが分らなくなる。勘が悪い。
  ○池とは別の谷に下り雪渓の薄い所が崩れ、落ちそうになる。生死の境目。
  ○急登のヤブをトラバースしながら目当ての尾根を探し上へ左へ周り込んで進む。
  ○暗くなるまでの残り時間は気になるが疲労で3m進んで休むの繰返し。
明神池に又出る 16:44 30276 薮コギで体力落ちビバークの覚悟をする。
明神山頂上 着 17:10 32128 ケイタイ(au)圏内で家に帰宅遅いと電話する。
 〃    発 17:36 33092 地図を見て下りる尾根方向に向う。
迷走C南東側に道あるが下る尾根の西側に道が無く一度戻るが結局薮コギで尾根下る。
  ○頂上へ右に巻いて上るというネット資料を忘却。南東に下れば良かったのだ。
  ○薮コギに飽きて(負けて)左に涸れ沢を下ると薄いがトラバースの登山道が出現。
登山道に出会う 18:21 今日初めて正しい道を歩く。助かった。
見晴し尾根道に出る 18:25 36601 足腰弱り、この尾根道で転倒、顔も打つ。
ロープ場 18:36 37841 ここから急下降。ロープは短い。
明神山登山口 着 18:44 38595 何とか、完全に暗く前に下りる。
 〃     発 18:53 6465km フォルツァに残した水で顔や頭や腕を拭く。
中子沢温泉羽川荘 19:11 6472 寒いので朝と同じ装備を着る。
R252山古志分岐 19:28 6482 中子沢では圏外でここで家に連絡。
長岡自宅 着 20:14 6511 無事我が家に帰着。九死に一生の気分。
感想 上りに8時間15分も使ったのも初めてだしこんなに長い薮コギも初めて。
遭難騒ぎになるという一歩手前というより紙一重だった。磁石は必要。
薮コギは格闘技、手足や身体中に擦傷切傷打ち身、足の親指の爪は内出血。