私的山in新潟 |
自作本製作 |
いっしーさんの自費出版に触発されて |
いっしーさんが出版したことに触発された。自分だって「プール男」というブログをやっているのでネタはある。自費出版までは踏み切れずに自作で本を作ってみた。「プール男」の初期の分を「初心者編」として校正。自作本の方法はネットで検索。ネットって本当に便利。 |
道具と材料 |
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本の大きさは手ごろなA5と決めたが、在庫のあるA4をカットするのは手間がかかるので、割高だがA5用紙をホームセンターで購入。本のとじ方は簡単な無線とじとする。道具は100円ショップでそろえる。この他に定規やカッターや作業用の台になる紙が必要。 |
2011年12月10日(土) |
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本文の材料はパソコンにエクセルとして収まっている「プール男」の初期の頃のものをワードに移して添削、修正をするが完全とは言い切れない。主に分かりにくい題名を直した。このモノクロのレーザープリンターで表裏とも印刷する。 |
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用紙サイズをA5縦として余白は左右(内側外側)とも15mmの同じとした。裏表間違っても直しやすいようにとのことだ。うちのレーザープリンターは印字位置が正確ではなく裏表で多少のずれがあった。それに印字による紙のゆがみ(凸凹)ができてしまった。押しをかけたが直らなかった。 |
2011年12月23日(金) |
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いよいよ本の製作。まず、本文に表裏表紙用の補強用紙を加え、縦横きちんとそろえてダブルクリップで留める。印刷時のゆがみがありなかなかきちんとそろわない。最後まで開く方向を迷ったが横書きということもあり教科書と同じ左開きにした。ダブルクリップが留まっていないほうを無線とじにする。 |
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とじる方に1〜2cmおきにノコ刃で切れ目を入れる。ページに接着剤がなじみやすくするためだ。カッターでもよいらしいが厚みのあるノコ刃がベター。ノコ刃は抵抗が大きいのでしっかり押さえていないとずれてやり直しとなる。無線とじとは接着剤だけでとじる方法で、簡単で早いがこの工程が大事。 |
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とじ部の補強用紙を用意する。本文と同じ紙で同じ長さで幅は5cmとした(本の厚さは9mm)。補強用紙ととじ部に木工ボンドを塗る。とじ部は多めに塗り、補強用紙はすばやく塗ってとじ部に貼り付ける。筆を用意したが指でやる方が効率的。補強用紙の表裏の表紙側は良く押さえるが、背表紙はあまり押さえるとボンドが出てしまう。 |
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とじ部のボンドが乾く間に表紙を作成する。年賀状ソフトの「筆ぐるめ」でA5に設定して表裏と背表紙を作りインクジェットプリンターでカラー印刷する。背表紙分は実際の本の厚さに切り、表裏表紙とともにA3用紙(無いのでA4をつないだ)の中心に貼り付ける。これをコンビニに行ってA3カラー印刷する(表紙とカバー用に2枚)。 |
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表紙用の補強用紙に表紙を張るために現物に合わせカットする。張る時にボンドが強力過ぎて調整がきかず、ずれるし、しわがよるし、もうはがれないし大失敗。普通紙同士を広い面で張るには木工ボンドは不適。普通の糊か両面テープの方が良かった。あるいは部分的に張ればよかったか。 |
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大失敗した表紙に同じデザインのカバー用紙を折ってかぶせると見た目は良くなった。これにA5用の半透明カバーをかぶせると上出来?この半透明カバーも100円ショップに売っていたが、もっと薄い本用で厚さの調整もきかないものだったのでコンロであぶって伸ばして装着した。 |
感想 |
ネットでの自作本の作り方もいろいろあって、その中で使えそうなものを拝借した。表紙の作り方は自分で考えたが、接着で大失敗。まあ最初はこんなもの。表紙も凝らずに簡単だったし、文の字体もいかにもコピーしました感で安っぽい。同じページがあって校正も不十分。それでも自分の本が自分で作れたのに感激。ネットに自分の文を載せるのとは違った嬉しさだ。 |
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