私的山in新潟
大腸憩室炎になる!
立川病院に合計3日で4回通院
腹部の違和感が腹痛になる!
3月下旬となる頃から1週間ほど腹部に筋肉痛のような違和感があり、3月31日(土)には鈍痛となり、翌4月1日(日)には鈍痛は止まず寒気がする状態でした。胃薬を飲んだり風邪薬を飲んだりしても効かず、胃がんかすい臓がんか十二指腸潰瘍か虫垂炎かと心配になる。ネット検索で消化器内科のある病院を調べ、翌日の4月2日(月)に立川綜合病院に行く。
2012年4月2日(月)
立川綜合病院 1回目
胃の検査を予測し前日夕食の後は食事を取らず、始業の8時30分に行くが、受付で消化器内科は予約が必要だと言われる。ネット上には書いてなかった。何とか今日診て貰える事になるが、大分待つ事になると言われる。それでも1時間もしないうちに血液と尿を採取され問診を受けエコーと胃カメラの予約をして家に帰る。この間、2時間位だった。
立川綜合病院 2回目
家に帰ったら病院から電話があり、検査結果が悪いからと11時30分頃病院に戻る。血液検査でCRPと白血球の値が高く、炎症があると言われCT検査を受ける。点滴を受けCTでも点滴で造影剤を入れながら撮影される。撮影結果から「大腸憩室炎」と診断される。その上、黄疸が出ているとも言われる。明後日の予約をする。2回目は3時間位かかる。
大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)とは?
大腸の途中に袋状の小部屋が出来る事があり、これを憩室という。人により幾つも出来る。ここに便が入り細菌により炎症になる。大腸が大きく折れ曲がる右側に出来るのが一般的らしい。自分も右側が炎症になった。虫垂炎(盲腸)と似ているが、盲腸は簡単に切除出来るのに対し、憩室は大腸の一部のため外科手術はリスクが大きい。一般的な治療は1週間から2週間入院して絶食して大腸を使わないようにして、抗生物質で治すらしい。自分の場合も「入院して欲しい」と言われたが、何とか通院で治す事になった。鈍痛程度でも病院に来たのが良かった。激痛になるまで我慢していたら大事になっていたと思う。
にいがた調剤薬局
立川病院の裏に駐車場があるが、こちらにも薬局が3軒あり何処に入るか迷う。処方された「大腸憩室炎」の薬を購入。これが抗生物質らしい。処方にも1日1回朝食後に服用する事になっていたが、薬剤師に早くのんだ方が良いので、毎日夕食後に服用すると良いとアドバイスされる。
2012年4月4日(水)
立川綜合病院
今日は11時30分からの予約で混んでいる。一昨日からは消化の良い食事にして酒も止めているので、今日の血液検査は前より良くなった。憩室炎だけなら良いが黄疸も出ているので、明日4月5日の胃カメラとエコーはやることになった。立川病院で患者を呼ぶ時は札の色と番号で呼ばれる。プライバシー対応らしいが、結構名前も呼ばれていた。
にいがた調剤薬局
一昨日と同じ薬局で同じ薬を同じく3日分購入。立川病院の裏には調剤薬局が3軒並んでいる。中央の薬局はいつも客引き?の人が出ている。フリーな人でも返って入りにくいのではと思う。この左に立体駐車場がある。駐車券をそれぞれの医局の受付でチェックしてもらえば患者は4時間まで無料。
2012年4月5日(木)
立川綜合病院
4月2日1回目の予約通り、8時30分に入り、少し待ってからエコー検査。若い女性技師に結構長く腹を揉まれる。胃カメラは担当の先生が直接やる。カメラは昔より細くなっていると思ったら同じ位。でも薬を直接注入出来るのは進歩。胃に少々の炎症があるだけで他は異常無しと言われ診療は全て終了。胃がんでなくて良かった。この日も2時間位かかる。
医療費
  4月2日(月) 1回目
  病院 保険外併用療養費
      初診料
      検査
      合計

  4月2日(月) 2回目
  病院 CT検査
  薬局 クラビット錠250mg 6錠

  4月4日(水)
  病院 外来診療料
      検査他
      合計
  薬局 クラビット錠250mg 6錠

  4月5日(木)
  病院 外来診療料
      エコー検査
      胃カメラ検査
      合計
  
   個別      累計
  2100円
   810円
  2940円
  5850円    5850円


  9880円   15730円
   840円   16570円


   210円
   810円
  1020円   17590円
   840円   18430円


   210円
  1590円
  3660円
  5460円   23890円       
この3日間の医療費が23890円。安いように思うが自分は3割負担だから。実際は8万円近い医療費が発生している。保険があるから、安いからと簡単に医者にかかるのは健康保険の負担を増やすが、簡単に医者にかかれなければ悪化してしまう病気もある。
今後の展望
今回の立川綜合病院の担当は医長で大関医師という。若い男性の医師だが丁寧でちゃんと説明してくれるので、良い医師に当たったと思っている。この「大腸憩室炎」は再発もしやすいらしいので、節制が大事。黄疸も出て肝機能障害こそ無かったが、毎日2合の酒は多すぎると先生に言われた。ここは唯一?の楽しみの酒を減らして行くしかない。歳をとってから食事を減らしたように、酒も減らしていかなくてはならないようだ。休肝日を設けるか、1日1合に減らすかなど、具体的にどうするかは憩室炎が治ってからだ。とりあえず、腹痛が全く無くなるまで消化の良いものを食べ、食事量も減らし、4月1日からの断酒を継続する。治ってしまえば山登りには影響しないと勝手に思っているので、4月下旬から今年の山を始めましょう。