私的山in新潟
長岡市営スキー場のゲレ食
最近のスキー場のメニューは進化していた!
30年以上、冬のスキー場には(一度だけゲレンデ脇をスノーシューで通過)行っていないので、スキー場の食事を「ゲレ食」というのは始めて知った。長岡市営は、有名な集客力のあるスキー場では無いので多くを求めてはいけない。安価な上にこれだけの品揃えがあるのは有難いことだ。それぞれの家庭の事情もありましょうが、なるべく食堂をご利用ください。自分は食堂の回し者では無いが、あまり赤字だと値上げになるからね。
第2ロッジ2階の休憩所兼食堂
長岡市営には第2ロッジしかない。第1ロッジは中越地震で被災し取り壊したらしい。これは1月4日の写真だが、この日は仕事始めとみえて割合空いていた。長岡市営スキー場で滑るのも初めてだがここに入るのも初めて。大勢が入れる余裕があるが2階にはトイレがないようだ。無料(利用者だけ?)の給水器はある。
ゲレ食体験
もち豚丼(650円) 2013年1月4日(金)
昼食は第2ロッジの2階でもち豚丼を食べる。休憩所になっているので、持参した物を食べているファミリーもいた。肉は柔らかく良質で量も多く旨い。たれもしょっぱからず甘からずちょうど良い。ご飯の量は少なく感じた。初めてのゲレンデを歩いて上って滑って転んで疲れたのでもっと食べたい感じ。
たれカツ丼(600円) 1月14日(月)成人の日
昼食には早めの11時頃の第2ロッジ休憩所は写真のように混雑していた。テーブルの家族連れの隙間に座り、たれカツ丼を食べた。昼食には早い時間だったが体力を使って腹が減っていたのでなかなかの美味。あまりに腹が減っていたのでたれカツ丼の写真を撮らずに食べてしまった。失敗。
たれカツ丼(600円) 1月19日(土)
前回はたれカツ丼を食べたのに写真を撮らなかったので今日はちゃんと写真を撮ってから食べた。カツ丼はやっぱり卵でとじて欲しいがスピードが勝負のゲレ食はこれで良い。やっぱりカツは旨い。もち豚丼との50円の差は肉の量の差だろう。値上げしてもいいからもう一切れカツが欲しい。
醤油ラーメン(600円) 1月23日(水)
普通の醤油ラーメンで具は過不足なく入っている。大きいチャーシューも一枚入っていて街中のラーメン屋にも見劣りはしない。しかし特徴が無い。誰も不味いと言わないが誰も旨いと言わない(失礼)だろう。
カレーライス(600円) 1月31日(木)
定番のカレーライスは(自分の時代の)給食のカレーライスに似ているようで小麦粉っぽく、スキー場のカレーライスには不向きと思う。運動をした後はもっと汁気のあるカレーライスが食べたかった。味は普通で、特に立っているキャラクターは感じられず。
食べず(昼から入場) 2月1日(金)
天気が良く放射冷却で朝のアイスバーンのゲレンデを避けるのと、午後からの方が空いてくるのではとの思惑から12時頃入場。だから昼食は家で食べてきた。背中のザックに入れているのは水とゼリー飲料。飴もポケットに入れてエネルギー補給をしている。天気の良い日はのどが渇く。
牛丼(550円) 2月5日(火)
今日の昼食は、今では国民食となった牛丼を選んだ。すき家の280円の牛丼を食べ慣れている自分には、味も肉の量も下に感じる。肉はしっかりしたものだが少なく、こんにゃくで補っている。端肉を旨く調理するマスプロ製品と比べる方が間違っているのだろう。そう思った人はもち豚丼を選ぶべし。
かき揚げうどん(500円) 2月9日(土)
今日はかき揚げうどんが昼食。かき揚げは厚くボリュームがあり、中に入っているタコの足?が歯ごたえがあって旨く感じた。うどんとそばの具の中ではこれが一等賞。でも、塗りばしでうどんはつかみ難く思わず犬食いになってしまった。
舞茸そば(500円) 2月10日(日)
今日は舞茸そばを食べる。今回そばにしたのは前回がうどんだったからという単純な理由。そばとうどんのバリエーションはかき揚げか舞茸てんぷらかカレー。舞茸よりはかき揚げが旨い。舞茸はボリュームの面でも味でもかき揚げに負ける。同じ値段なのでかき揚げがお勧め。うどんかそばかはその人のお好みだ。
カレーうどん(500円) 2月14日(木)
カツカレーを頼んだら、これからカツを揚げるので8分待って欲しいと言われカレーうどんに変更。しかしこのカレーうどんもなかなか出来上がらない。カレーうどんの器は黒くて狭くて深いもの。高級感狙いか。味は普通。もっとだしが効いても良かった。カレーそばもあるが食べた記憶が無いので食べてみたい。カレーにそばがどう絡むのか。
カツカレー(700円) 2月19日(火)
1月31日のカレーライスと比べても分かるが、カレーにただカツを上げただけのもの。カツ自体も大きくは無い。長岡市営のゲレ食で2番目の高額食だが豪華さは無い。カレーライスとの価格差100円がカツということなので納得。すき家のカツカレーに比べればカツは厚く柔らかい。揚げたてなので衣の旨さはあるが肉自体の旨みが少ない。
チャーシューメン(750円) 2月22日(金)
単品のメニューの中では一番高いのがこのチャーシューメンというのがこの食堂の方向性が分かる。スープや麺は醤油ラーメンと同じで特徴が無い。中太麺は少し柔らか過ぎか。ラーメンのトッピングにチャーシューを4枚追加したもの。煮豚なので味のするチャーシューではないが庶民的な贅沢感はある。
第2ロッジのメニュー
ビーフシチュー(700円)、きのこクリームシチュー(700円)、チャーシュー麺(750円)、ラーメン大盛(700円)、醤油ラーメン(600円)、もち豚丼(650円)、たれかつ丼(600円)、牛丼(550円)、ライス(200円)、舞茸そば・うどん(500円)、かき揚げそば・うどん(500円)、カレーそば・うどん(500円)、カツカレー(700円)、美味しいカレー(600円)、越後の豚饅(300円)、揚げたこ焼き(400円)、から揚げ(400円)、お肉屋さんのコロッケ(100円)、牛たんフランク(300円)、手作りフランクフルト(250円)、フライドポテト(250円)、揚げもち(300円)、おにぎり(300円)、もち豚きのこ汁(250円)、コーヒー(200円)、コーヒーセット(450円)、カットケーキ(300円)、ビール(300円)、ホットココア(300円)、ロングドーナツ(200円)、珈琲ぜんざい(300円)、井村屋肉まん(100円)…レジの上や下に張り出してあるもの。他に手作りジェラート(シングル250円、ダブル350円)のコーナーがある。ノンアルコールビール(200円)の張り紙もある。休憩所下1階のパトロール脇ではカップめん(お湯付き200円)を売っている。

(注)平日は小学生のスキー教室でお客は少なくメニュー種類は縮小し、丼と麺類とカレー類だけになるようだ。
(注2)上記に誤りがあったら謝ります。でも責任取りません。
総評
ゲレ食と言うとお洒落なスキー場の食事と思うかもしれないが、長岡市営はそういう所ではない。社員食堂か(元)市役所の食堂か病院の食堂の感じ。値段はお手ごろで調理時間は短く味はそこそこ。4時間限定のリフト券を買っていると早く食べて早く滑りたいので、素早くエネルギーチャージが出来ればよい。と、思うのは自分がせっかちだからか。食べた中で一番は「もち豚丼」で肉質と枚数が上々。2番目は「かき揚げうどん」で、そば・うどんの中ではかき揚げのボリュームに軍配を上げる。