明神山(迷走) 759m
2010年6月6日(日) 晴れ
コメント 上り時間で8時間15分は記録。大概その前にリタイヤしている。遭難騒ぎにならなくて本当に良かった。登山口さえ間違えなければちゃんとした道のある1時間30分で登れる怖い所の無い山です。ですが、大倉山はお勧めしません。
時間 画  像 説  明
1 am
8:40
明神山登山口駐車場。
登山口に停めた軽トラの他この2台が今日のお客様。駐車場は結構広い。多分、軽トラは山菜取りでしょう。ここに来る林道が舗装から土の道になっている所では山菜取りの人が数人目を左右に光らせ歩いていた。
2 am
8:55
明神山登山口。
写真ではこの車の右に登山道が見えるが気付かずこの車の左を通り雪渓の残る沢に出てしまう。尾根を間違え最初から難のある山行だった。地図上でどこが登山道かも、どの程度の道の濃さかも分からずに登ってしまったのも迷走の一因。
3 am
9:55
砂礫の小ガレ場。
視界が開け右に明神山らしき頂上が見えた。ここまで尾根を薮コギして来た。右下へ歩いた跡があるが山菜取りの道か?この時は薮コギをしていても、ここが登山道のある尾根でいつか道に出会うと思っていた。廃道のようなものもあった。
4 am
11:23
昼食のピーク。
P598で先が切れ落ち進めなくなり、戻って南側に下りるが道がなく、登り直すと周りの景色が違った尾根に上る。右に見えるのがこれから上る昼食をとったピーク。左に見えるのが明神山らしい。ここから尾根続きらしいと少しの光明が見えてきた。
5 pm
1:17
明神池。
始めての池だがこれだけ大きなものはこの辺では明神池しかないと確信。助かったと思った。これで右の明神山に行けば何の事は無かった。しかし殆ど薮の中で左に見える山を何故か明神山と思い吸い寄せられるように左に進んでしまう。
6 pm
2:08
約900mピーク。
ここに上って初めて自分が間違った方向に歩いてきた事を知る。ここは大倉山の二つ手前のピークだった。この写真では重なって見えるが手前ピークの奥右に大倉山が見える。この後、戻るが薮の下りでまたまた迷う。
7 pm
3:50
違う雪渓に下りる。
薮の中見通し利かず下りては違い登って又下りるを繰り返して嫌になりエイヤと下りた所が明神池とは違う雪渓。振り返ると太陽が低くなって来た。この後、雪渓の陥没をかわし、気を取り直して鈍重な精神力と残ったスカスカな体力で登り直す。
8 pm
4:44
明神池に再会。
上昇トラバースで明神池の北の雪渓に出る。明神池は明神山と大倉山2つ前のピークの間の稜線の中央に開いた細長いくぼ地に水が溜まったもの。余り深そうに見えない。南側の明神山下にオーバーフローの自然水路がある。
9 pm
5:10
明神山頂上。
大倉山が見える。ケイタイ(au)が圏内で家に最悪の場合はビバークすると連絡。南東側稜線には道があるのに、下山路があるはずの南西側には道が無い。行きつ戻りつ調べたが方向は南西であると地図を信じ薮コギで南西尾根伝いに下る。
10 pm
6:21
登山道発見。
尾根の薮コギに疲れ、道があるとすれば左だと急で狭い涸れ沢を下りると登山道に出る。トラバースの薄い道だが間違いない。先にテープがあった。この先で長い見晴しの良い平坦な尾根道になる。暗くなる前に下りたい。夕日との競争。
私見 登山後に歩いた跡を地図で調べてみたが、正しい登山道は二万五千分の一の地図にある直線的に尾根を進む道で明神山頂上前では左の尾根に上がらずに右に頂上直下を素通りして一旦頂上の東側の尾根に取り付いてから西側に戻るように登るコースのようだ。自分が薮コギしたコースはその西の、二万五千分の一の地図ではギザギザの道のある尾根のようで、途中からその尾根に上って、上で正しい尾根とつながっていたので迷走しながらも頂上に到着したというのが自分の結論。もう一つ、地図の中の三角点は石の祠のある頂上より西に少しずれているようだが何処かは確認出来なかった。(反省)地図と一緒に磁石も持ちましょう。