二王子岳 1421m
2013年7月21日(日) 曇り一時雨
コメント 手入れされてない胎内ルートをヤブこぎ上等で頂上を目指すが想像以上の潅木の攻勢に時間と体力を消耗し、最後は道に迷いリタイアを余儀なくされる。下りを考えれば適切な判断だった。
時間 画  像 説  明
1 am
6:19


6:35
胎内第1ダム。
数十台置けそうな駐車場に十台程が駐車。まさか二王寺岳に登るのかと思ったが、登山道を歩いてみてクモの巣の多さでで誰も通っていない事を後で知る。胎内ヒュッテの駐車場が満車で、600m程離れたここまで停めに来るようだ。
2 am
6:48
尾根に上る。
ダムを渡り、森の暗い落葉の道を上って行く。ヤブの予感は無く、ここまでは普通の山の出だし。ここからは松やブナの木をよけながら、根を階段に使いながらの上りとなる。まだ、ヤブらしきものは出てこない。
3 am
7:56
ナリバ峰。
ここは風倉山の南の裾がつながっているが、ヤブの中で眺望は全く無い。874mの標高で三角点もあり普通に登れる場所だが、この眺望の無さでは、ここだけ登る人はいないだろう。さあ、いよいよヤブのお出ましだ。
4 am
8:06
湿地帯。
地図を見ると傾斜が緩やかになっている。湿地の名残りはあるが、歩いても締まっていて沈まない。一旦左の森に入り湿地と分かれるが、この先でまた、湿地の脇を通過する。
5 am
8:31
ガレ場。
ヤブから出て視界が開け、飯豊連峰が見える。二王寺岳も少し雪の残った側面を見せる。この先、ガレたヤセ尾根とヤブで、ニセ黒石の連続を味わう。
6 am
9:16
黒石山。
西側の潅木が少々邪魔だが360度の展望。北俣岳から杁差の連なりの右奥に飯豊本山が見える。1100mの標高だが、三角点が見当たらない。ガラク峰につながっているが方向が違うので間違える事は無い。
7 am
9:50
砂礫場。
黒石山からはヤセ尾根が殆ど無く、このように視界が開けるのは珍しく有難い。前に見えるのは1301mのピークか。
8 am
10:58
小池塘の奥。
ヤブの急登の途中で道が分からなくなっても、強引に本当にヤブこぎした先に出たここは、今日の自分にとっては楽天地。道はその奥に続いていて、涸れた小滝のような所をロープでよじ登る。
9 am
11:20
小湿地。
この先で道を見失い雨も降って来る。ザックのポケットの500ccの水を落とした事が分かり、気分も落ち込み、リタイアを決意。地図によるとここは1301ピークの先で、ポケナビで1320mの所。
10 am
11:43


pm
12:25
小池塘。
ここに戻って昼食。トンボの乱舞とカエルの声を聴きながら昼食。一度上った雨がまた降って来る。ここまで役に立たなかった麦わら帽子が雨除けになる。