ぶなのみち 袴腰山〜粟ヶ岳 1293m
2013年10月28日(月) 晴れ時々曇り
コメント 袴腰山と粟ヶ岳を「ぶなのみち」でつなぐ長い行程を、10時と3時のオヤツと12時の昼食という規則正しい食事で乗り切った。熊にもヤマヒルにも遭わず、紅葉を満喫した。頂上の雲は仕方ない。
時間 画  像 説  明
1 am
6:46


am
7:03
長禅寺前駐車場。
ここから登るのは9年ぶりで、登山口は大きく変った。寺の上にあった駐車場へ上る車道が通行止となり、寺前には大駐車場と立派なトイレと自販機(と案内所?)が設置された。今朝はまだ早いので自分の車だけ。往きは寺の脇から上がる。
2 am
7:48
高城城址。
ここに来る途中の「はじめの眺め」や「中の眺め」はベンチが増え、周りも良く見えるようになった。粘土質のよく滑る登山道は変らないがそこを何とかして欲しい。この避難小屋はキレイで泊まれそうだ。
3 am
8:19
袴腰山頂上。
頂上自体は広いが、9年前より植生が茂っている。保護しているのだろう。東にはこれから行く粟ヶ岳が聳えて見える。遠いなぁ、本当に行けるのだろうかと一瞬不安になる。この先はロープでの急下降となる。
4 am
8:33
見返りの丘。
袴腰山の急降下の後、少し上るとここに出る。ここで八木鼻方面への道と分かれ左折する。ここから粟薬師分岐までが「ぶなのみち」となる。表示は約4.5kmで3時間となっている。3時間もかけたのでは明るいうちに粟ヶ岳から戻ってこれない。
5 am
8:41
鹿熊越え。
尾根から小さな広場に出る。昔の峠のようで小さな祠がある。左に下りる道があるようだ。袴腰山の北に鹿熊という集落があるが、昔は五百川を結ぶ生活道路だったのだろう。今は地図には載っていない。
6 am
9:00
上沢見晴場。
「ぶなのみち」は単に森を歩くだけではなく、見晴しの良い場所も通るので楽しい。粟も、下田の町も見下ろせる。ただ、下田方面からは工事の音がする。まだ、世俗からは離れられない。この先下って上ると5分程で北五百川分岐がある。
7 am
9:38
水場。
道から左に10mほどの所に親指ほどの太さの水が出ているのが見える。水のある所ヤマヒルがいる?君子危うきに近寄らず。今日はジュースも合わせ2リットルの水を用意したので充分だろう。ヤマヒル撃退用の塩水もある。
8 am
9:47
山伏塔見晴場。
2つ目の見晴場でここも360度の眺望。南に見えるのは守門岳。いつも西から見ているので山の形が違う。ここでパンを食べてエネルギー補給。この山伏塔というピークは前後が急で崩れている所もあるので要注意。
9 am
10:13
小俣分岐。
北側の小俣林道につながる道だがヤブ気味だ。「ぶなのみち」の分岐で崩れている場所があると聞いたのはここだっただろうか?どちらにしても下るとヤマヒルがいるからお勧めしない。このようにビニール系の印字は剥がれるからご一考を。
10 am
10:26
粟薬師分岐。
ここで「ぶなのみち」が終了。右下に下ると社があるはずだが最近訪れていないが健在か。今の時期、森の尾根筋は余計な葉が落ちて暗からず明る過ぎず良い散歩道になっている。この先から粘土質の滑りやすい道となり、袴腰の道の再来だ。
11 am
10:40
6合目水場分岐。
小鎖場を上るとここに出る。水場へは立派な道が出来ている。ちょっと覗いてみたが水場は大分先らしい。天狗の水場というらしいがここも表示が剥がれている。登山道は右へまだ上る。
12 am
11:26
8合目午(ウマ)の背。
上を歩くと午というより恐竜の背中のよう。少しガレた狭い岩尾根。紅葉は前後の安定した場所で見よう。この時の頂上は晴れていたが、雲は去っては来る。気温は高くないので歩きやすい。前は、この先に積雪を計る棒があった。
13 am
11:54


pm
12:40
粟ヶ岳頂上。
ほぼ予定通りに到着。これなら日没前に帰れると一安心。頂上に着いたら上は雲で残念。風も少しあり雨具(上)を着る。湯を沸かし味噌汁でお握りを食べる。表示に「一本岳山頂へ往復1時間20分」とある。普通に登った時に行ってみよう。