死んだ後に残すもの
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2004年5月20日の気持ち
  2002.10.3
県立近代美術館の屋上庭園
屋上庭園は現代建築
3要素の内の一つらしい。
 気持ちには波があって、一つのことを長くやり続けるのはとても困難です。継続は力といいますが、それにより何か後世に残すことが出来れば死んでも本望と思えます。
 「郵便配達夫シュヴァルの理想宮」という本を読みました。三十三年の月日を懸けてたった一人で奇抜な建造物を作り上げた人の話です。日本にもパラダイス(関西の探偵ナイトスクープという番組で時々取り上げられる)と呼ばれる構造物?を作る人はいますが、なかなかその域に達する人はいません。稚拙でも凄いと思われれば芸術です(と言い切ります)。なんと言われようと一つのことに打ち込むということは常人には出来ません。
 普通の人が後世に残すものといえば子孫ぐらいでしょうか。それで充分だと言えばそうなんですがね。