新旧比較。
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   2006年3月8日の気持ち
  2006年3月8日 職場駐車場にて。
 3月6日に納車になったキューブ。すでにバックドアの日産マークの向かって左に小さな傷がある。いったいいつ出来たのだろうか。早くも傷ついたのが悲しい。でも、人も車も傷つくたびに強くなると誰か言っていましたよね。
 納車されてこの3日ほど乗った感想を書いてみます。キューブもディンゴも車種としては同じです。長さ、幅、高さとも同じような数値です。ただキューブ(H17年3月登録)は1400cc、ディンゴは1500ccです。その分ディンゴはパワーがあるのですが、ディンゴはキューブよりも乾燥重量で100kgほど重いので総合的なパワーは変わらないと思います。
 パッケージングは何と言ってもディンゴの勝ちです。ディンゴのシートはフルフラットになる上、後席はスライド出来て、背もたれを倒した状態でそのまま前に起こして前席に寄りかからせて、大きなスペースが出来ます。そしてそれが左右6対4の分割で出来るのです。キューブは左右分割もならずただ背もたれを倒して前にスライドするだけです。   
これは自分でも意外で見落としていた点で少しガッカリしました。出来れば内部に自転車を積みたいのです。ディンゴでは前輪を外せば楽々積めたのですが、キューブではまだやってみませんが難しそうです。
 キューブは前席はベンチシートでアームレストも標準装備で高級そうです。ディンゴはベンチシートではない分、運転席と助手席の間が空いていて、Hウォークといって、この種類の車では珍しく室内移動が左右だけでなく前後にも出来るのです。これは画期的です。あとはディンゴにつけた純正のカーナビシステムのMMCSは燃料の減り具合から、燃費の計算から、残りの走行距離数まで表示する優れものでした。カーナビとしてもソフトは古くなってしまいましたが、今居る所の高度とか外気温とかも表示する他では類の無いものでした。キューブにはサンヨーのHDDナビをつけましたが、広範囲な快適性能から言うとMMCSには負けますね。
 ディンゴを何故手放したかというと、丸7年近くなって故障が多くなってきたという事とデーラーの対応に信頼が置けないという点です。キューブをわざわざ中古車にしたのは安いのは勿論ですが、現在の1500ccのCVTの盛り上がりの無い加速感が好きでは無い点と、方向指示器がグリルの中から光る初期のデザインが好きだったという点です。車は年数とともにマイナーチェンジを重ねるようになるのが常識ですが、最初のデザインが一番いいと思うのは現在のカローラを見ても分かることです。