復讐。
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   2007年3月28日の気持ち
        2007年3月28日
      下八石山頂上にて
  通年営業の山小屋「やまぼうし」。
 今日は誰も来ないので自分一人の
 貸切です。LPガスのコンロや灯油の
 ストーブもあり、至れり尽くせりです。
  御使用の際は是非御寄付もお願
 いします。
    
 去年リタイヤした八石山のこのルートは、1年後の今日リベンジを果たしました。しかし、自分にはまだリタイヤしてリベンジを果たしてない山が二つあります。青海黒姫山の清水倉ルートは、1989年11月に一度リタイヤして、2003年8月に再度チャレンジして、返り討ちにあいました。鷲ヶ巣山は1991年8月に途中の中ノ岳まで登ったのにリタイヤして、その後登っていません。
 リタイヤしてリベンジを果たした山としては、光明山、本谷山、などがあります。光明山は一度目は準備不足で道が分からなくなりリタイヤし、二度目は残雪で滑落し何とか途中で止まったものの気力が萎えてリタイヤし、その次にやっと無雪期に登り頂上に到達しました。最初の本谷山も登山口の内膳落合を行き過ぎ、ダムまで行ってしまい山菜取りの道に入り込みました。気が付いて戻って内膳落合から登ったのですが、時間と体力を消耗して三十倉までは登ったのですが、そこで戻ってきました。その後、2003年10月に十字峡から内膳落合までの足としてマウンテンバイクまで用意して挑んで達成しました。       
 リタイヤの原因は、道に迷って時間と体力を消耗して戻らざるを得なくなる事が多いですね。何故道に迷うかというと、迷いやすいような道という事もありますが、地図も見ないでよく考えずに直感で選んだ道が違っていた事も多いですね。時間が許す限りは元に戻って、登り直して頂上に着いた唐松山や高鼻山のケースもありますし、低い山なら間違ってしまっても強引に薮こぎして頂上まで行った坂戸山や弥彦山のケースもあります。
 バイクで登山口に行く事もリタイヤの原因になります。青海黒姫山も鷲ヶ巣山もツーリング登山でした。勿論、車があるのにわざわざ好きでバイクを利用するのですが、体力的には結構厳しいものがありました。バイクの場合、夏でも早朝は寒くて、風にあたって芯から冷えます。遠く山の場合はさらに、運転が長い時間となり同じ姿勢のために筋肉が固まってしまいます。バイクは登山口までに結構体力を消耗してしまうのです。
 青海黒姫山は湿度が高く、アブの攻撃もあったうえ、道も途中から不鮮明になり、リタイヤしてしまいました。鷲ヶ巣山は前日の夕方に出発して登山口近くのキャンプ場の空地にテントを張って泊りました。翌日は寝不足のうえに、早朝から登山口を探しても見つからず、登山口を探すだけで体力を消耗しました。登山口を見つけて何とか登り始めたのですが、頂上手前の中ノ岳で気力が無くなりリタイヤしたのです。
 勿論この二山もリベンジしようとは思っているのですが、いつになるかは未定です。