梅雨は嫌。
69
     2007年7月25日の気持ち
        2007年7月25日
     浅草岳天狗の遊び場にて
  天狗の遊び場の池塘はすっかり
  干上がっていましたが、ここに
  小さな池塘が残っています。
  天狗の顔に見えます?
 梅雨って嫌ですね。気持ちが沈みます。もう1ヶ月以上山に登っていませんでした。1週間前の今日の天気予報は晴れマークがあったし、今日はいよいよ七ツ小屋山に登るぞと思っていました。ところが、前夜の天気予報で曇りとなり降水確率が20%になり所により雨の予報で気持ちが萎えました。
 スクーターで行くつもりでもあるし、前から予定を立てて気持ちを奮い立たせていたし、自分としては比較的長い行程のこともあるし、ベストコンディションで臨みたかったのですよ。昨日だったらドピーカンの良い天気だったのに仕事でした。今日は休みだけどいまひとつハッキリしない天気です。
 雨であろうが何であろうが予定通りにそんなものをものともせずに登る人はいらっしゃいますでしょう。
でも、自分が単独で登る時は良い天気が欲しいのです。数多くは登らないからこそ、自分が主役のベストのシチュエーションが欲しいのです。 
 自分は思い込むとその考えが固着しがちになります。遮眼帯をかけられた馬のように狭い範囲の目標をまっしぐらに目指します。融通が利かないのです。これまでのそんな失敗から、悩んだ時は自分自身から一歩引いて第三者的な見方をしなくてはと思っていました。今がその時だったのです。そう思ったら、気持ちの切替が出来ました。七ツ小屋にどうしても行こうとするから悩み、自縄自縛に陥っているのです。別の所へ行けばいいのです。
 近くで良い山が思い浮かびました。浅草岳です。去年近くまで行って通行止で登れなかった山です。ここなら長岡から近いし登る時間も大してかかりません。しかも、こんな良い山に8年も行っていませんでした。たとえ、雨になっても近いのでスクーターでも苦になりません。という訳で、浅草岳に行ってきました。
 それにしても、梅雨の間スクーターを一度も動かしていなかったので、車庫にはベンジョコオロギが住み着き、スクーターのシートはカビが生え、シート下に入れたままのヘルメットやグローブもカビだらけでした。カビ取りに出がけの貴重な時間を取られてしまいました。だから梅雨は嫌なんだ。