椎谷観音と大崎温泉。
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 柏崎刈羽原発から北に5km程の所に観音岬があって椎谷鼻灯台がある。その近くの山に椎谷観音堂と天拝山がある。古い「新潟のハイキング」で見つけた。周回した帰りに大崎温泉で汗を流す。



    2025年10月2日10時32分
       椎谷観音堂

 この石段を上ると正面に本堂、右に大ケヤキと蔵があった。本堂の奥に下の大駐車場からの車道が続いていた。途中から天拝山へと思われる山道が続いていたが、道は途中から林の薮に消えた。

   「新潟のハイキング」

  新潟日報事業部出版部

 1984年5月10日初版発行、
 1988年10月10日第4刷

    椎谷観音(本文)

 わずかひと握りの山の散歩道であるが四季を通じて楽しめるコース。大きく広がる日本海も美しい。

 観音堂下広場→15分
 →観音堂→10分→
 天拝山(125m)

 ○上記を参考に椎谷観音から天拝山へのハイキングを計画。


              椎谷観音への道

 分水自宅 発 8時54分 7374km

 交差点で右折。海沿いのR402に出る

 大崎温泉 9時31分 7402km

 椎谷岬トンネル南口 着 9時55分 7406km
 トンネルから出て駐車スペースにハスラーを停め浜のトイレを借りる。近くで暖簾が出ていた飲み屋で道と駐車場所を聞く。


日本海夕日ライン
着 9時55分 7406km
発 10時08分 786歩

トンネルに戻り左の旧国道に入る。すぐに東屋とトイレと駐車場があった。夕日を見るには最適の場所だ。ここから少し戻りトンネル南口の上を通る車道を行く。





 観音堂下広場 10時9分 多分ガイドブックにあった場所
 ここの右から階段があるようだが、びっしり草に覆われている。

 芭蕉句碑 10時10分 草臥れて宿かるころや藤の花


香取神社石柱
10時11分 1447歩

この辺りで石段を探す。無くて畑の道も上ってみて戻る。この石段を上ったら香取神社の社では無くて山門で先に石段が続いていた。プラスチック板に騙された。






山門
10時20分

プラスチック板に覆われた中は朱色の山門で大わらじもある。
人のわらじも掛けてあるのはその人の健康を願っての事か。
ガイドではあるという松並木は見えない。




 頓入沙弥入定窟 10時22分 小さい石仏数体


鳥居
10時24分

石段の石は不揃いだが崩れてはいない。草はあるが最近草刈をしたようで歩ける。
この先に南無大慈大悲観世音菩薩の昇り旗数本あった。





車道横断
10時30分

ガイドには無かった車道で、地震で旧国道が崩れて、トンネルを作った時に整備したものだろう。
少し右に行くと大駐車場があって、その手前左に石段は続いている。





香取神社
10時36分

大きい写真にある椎谷観音堂の左にある社。どちらも無人のようだが最小限の手入れはされている。
でも雨上がりの濡れた石段は登山靴でも滑るので要注意。





             天拝山への道(リタイア)

 大駐車場 発 10時40分 2100歩
 駐車場の端から車幅の道が左に続いて林に入る。道は椎谷観音堂の裏に続いていて、その途中から続く山道を辿る。くもの巣と薮で途中から道が無くなる。それでも一帯を探すが、胸までの薮は絡まりトゲの草もあり(11時18分2277歩)進行を断念。薮の林の中で道を探し、何とか戻れた。ガイドでは10分の距離なのに残念。
 大駐車場 着 11時28分 2716歩


椎谷鼻灯台
11時38分

大駐車場から車道を下ると前に灯台が見えた。隣りの民家は住んでいないようだ。
灯台に近づいたが、扉には進入禁止の他にトラバサミ使用中の文字も。どういう経緯があった?




 旧道通行止 11時40分 壁の反対側を見るが崩れは見えず。

 日本海夕日ライン 着 11時48分 4281歩 トイレ
     〃       発 11時58分 7406km


大崎温泉 雪割草の湯
着 12時06分 7410km
発 15時00分

入口は坂を上った反対側。入湯料は券売機で700円(現金)。最近上ったらしい。休憩室には10人位。空腹で券売機で生姜焼き定食1,150円(現金)食べ美味かった。




大崎温泉男湯
12時45分

静かと思ったら湯は溜まっているだけ。露天風呂に虫が浮いているのは仕方が無いが毛も浮いている。何度も桶でかい出す。内湯も暗いから分からないが同じ状態か。時々湯が流れる。





 分水自宅 着 15時37分 7436km 無事帰宅


 ○後記
 最初、椎谷の行政区が刈羽村か出雲崎町かと思ったが、柏崎市だった。この辺まで柏崎市で、刈羽村は柏崎市の中に包まれているのかと思ったら、刈羽村には長岡市とも境を接する飛び地もあった。

 同じ新潟県でも、普段行かない場所だと新しい発見がある。R116から入った海沿いの国道は、最初はR402だったが南下して行くと石地からR352となっている。ここも歴史的な必然性があったか。

 これまでに新潟県の中越には2度の大地震があったので、現地は本とは大分変わっている。R352の北陸街道も、海沿いの道は閉鎖され、椎谷岬トンネルが出来ている。トンネル南出口が椎谷集落なので椎谷観音への石段が分かり難かった。