足跡。
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     2008年2月11日の気持ち
      2008年2月11日
     三ノ峠山頂上にて
  右から来ている足跡が自分のもの。
  正面の道になっている足跡はコマ
  ランド方面からのもの。そして頂上
  に掘られた四角い穴。
 三ノ峠山は2年前の2月以来です。あの時は柿埋立地奥の赤城コマランドからスノーシューで登ったのです。あの日も良い天気でした。
 長岡では冬に良い天気はめったにありません。しかもそんな日に仕事が休みになるというのは奇跡のようです。そんな日が来たら今度は市営スキー場から登ろうと固く決めていました。だから今朝の天気を見て自分の気持ちはすぐに山モードになりました。実を言うと自分の山の用具は靴とザック以外は普段着です。しかも靴とザックも冬用ではありません。だから低い山でも余程の良い天気でなければ冬の山には入れません。
 以前に登った時のコマランドからのコースは登る人も多いようで踏み跡があって迷う心配はありませんでした。市営スキー場からのコースを冬登るのは今回が初めてですが誰か登っていると期待して来ました。
13年前の2月にコマランド方面からワカンで歩いて登った時は頂上にはスキー場から山スキーで来た人達がいたのですが、今日のスキー場からのコースの踏み跡は動物のものしか無く、新雪を歩くのは快適ですが疲れもしました。 頂上に着くとやはりコマランド方面からの足跡が道のようになっていました。しかも頂上に1辺1.2m位深さも同じ位の四角い穴が掘ってあって、頂上の表示杭の頭が見えました。一人で掘ったようには見えないのですが、何のために掘ったのでしょうかね。登山グループのビバークの練習ですか、それとも自衛隊の雪上訓練ですか。それにしてもコマランド方面からは結構人が来ているものだと思いました。スキー場からの足跡は自分だけで、帰りも自分の足跡をたどって歩いたのですが、片道だけの歩きなら足跡ですが、往復同じ所を歩くと道になるなと、自分の足跡を振り返って妙に感心しました。