東日本大震災。
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     2011年3月11日の気持ち

2011年(平成23年)3月11日(金)14時46分に明治以来の観測史上初めての大地震があり、最初、東北地方太平洋沖地震と名付けられた。その後、東北関東大震災とも呼ばれ、4月1日(金)に管総理が東日本大震災と名前を確定した。 

      2004年10月23日

  中越地震から3日後の朝の町内
中越地震では、それを経験した身になれば相当なものだと思っていましたが、今回の地震は規模が大きくそして津波の被害があまりに悲惨で何もいえません。
 地震が起きた午後2時46分には、悠久山プールのシャワー室で水泳後のシャワーを浴びていました。館内放送で「今地震が起きています。プールから上がってください」とのアナウンスがありました。それで、地震に気付きました。
 横揺れだけだったので最初はちょとした目まい、立ちくらみのたぐいかと思っていたら地震だったのです。ゆっくりとした横揺れですが久しぶりの強い地震です。急いで身体を拭いている最中にさらに横揺れが強くなります。そしてなかなか横揺れが止まりません。危険になるほどの横揺れではありませんが人の気持ちを不安にさせます。
 今日のプールは空いていて上がる時には一般客が2〜3人で、高専の水泳部が十数人、みのわの里の生徒が十数人いましたが、ロッカー室ではたった一人だったので心配になりました。そのうち館内放送で閉館を告げる放送がありました。一気にロッカー室は満員になりました。
 緊急閉館を経験したのは、プールで潜水して意識を失った人が救急車で運ばれたあとに警察が実地検証の為に閉館にしたとき以来です。その時は入館した直後でしたが今日は泳いだあとでした。
 ロッカーは地震の影響なのか入れた100円玉が戻ってきませんでした。100円玉を出してくれた係員に聞いたら仙台での地震というので、長岡がこんなに揺れたのなら仙台は相当ひどいだろうと思いました。家に帰ったらまた余震があり、テレビをつけて見たら、津波の想像以上の凄さに見ていられなくなりました。
 
          《上記は、プール男 3月11日(金)と同文》

              3月12日の気持ち
 あまりにひどい惨状に考える事も出来ない。考えをまとめられない。今朝の3時59分には長野県北部を震源とする地震があり、自分のいる長岡でも震度5弱を記録した。この地震で寝ぼけて起きて、これがまた東北地方の地震ならさらに被害が拡大したと思ったが、テレビを見て震源が長野北部と聞いてなんだかホッとした。
 もうこれ以上被災地の東北地方には何も起こってほしくない。だが、今日午後3時過ぎに直下型地震を受けた福島原発はどうなっているか。心配だ。
 現実ではないように思える。映画の「日本沈没」を見ているようだ。