2011年6月22日の気持ち
薮コギをすると服が尋常でなく汚れます。汚れるだけでなく時に破損します。眼鏡をしていても目に小枝や葉っぱが入ります。右手の親指は右側が左手の親指は左側が擦れて皮が破れます。トゲが刺さります。腕も傷だらけです。耳の穴に虫が入って出てきません。花粉だか木の粉だか知れないものを吸込んで鼻の中が黒くなります。でも薮コギでは熊に出会った事はありません。

2011年6月22日 明神池北側にて
明神池は明神山北側の東と西の稜線の窪みに出来た池。今の状態で直径十数メートルはある。初心者でも薮コギなしで来れるので珍しい池を見るべし。今はカエル(モリアオか?)の天国だが夏は干上がるのか。地図上の三角点は右(西)側だが今の頂上は左(東)側。 |
何故そう思ったのか今考えると不思議です。明神山の上の約900mのピークまで上がれば大倉山まではあとは楽だと思ったのですよ。
去年、900mピークに登るはずではなくて登った時は、900mピークから先は岩場だと思い込んでいたのです。迷走の先にたどり着いたピークでまぼろしを見たのですね。去年登ったのは6月6日で今日は6月22日です。この時間の開きは大きかったようです。今日の900mピークもその先の道も薮の中でした。
あとで去年の900mピークの写真を調べてみると、岩場とはいえませんが、確かに木の枝に葉が付いていないのでスカスカの感じがします。これで見通しの良い岩場と思い誤ったのでしょうし、明神山頂上の岩場の印象ともダブってしまったのかもしれません。
地図でみると900mピークから大倉山までは標高差は少ないのですが距離的には明神池から900mピークまでと同じくらいです。岩場歩きではなく、想定外の薮コギをまた1時間もするのかと思うと気持ちが萎えてしまい行く気が無くなり、900mピークで早い昼食にしました。
この時は暑さはそれほど感じなかったので日向で1時間以上も休んでしまいましたが、これがあとで効いて来るとは思いもしませんでした。 |