米山迂曲行程。
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    2017年5月17日の気持ち

 米山には幾つも登山道があるが、谷根ルートは小村峠からの道に次いで時間を要する。普通は右ストレートのように真っ直ぐ向かう道が、谷根からは左フックのように回り込んで目標に到達する。


    2017年5月17日12時2分
       米山頂上直前

 熊野権現から一旦下って頂上尾根の東の端に上った所。辛うじて残った雪の脇にはフキノトウが生えていた。登る途中では頂上を覆っていた雲が自分の登頂と共に晴れてくれた。
 米山の谷根コース行程時間で自己体力の分析

 14年前と今日の実績と比較しました。今回は谷根駐車場から歩き始めましたが、前回、前々回とも新猿飛橋からなので、新猿飛橋を起点にしました。なお1991年5月は資料が詳しくは無いので、上り、休憩、下りの全体の数値を参考にしました。

 地図から3分割

 2万5千分の1の地図上から、前山、赤岩山を途中のポイントとし、3分割しました。ガイドでは上り3時間となっているので、それぞれ1時間が参考タイムになるでしょう。

 上り
(1)新猿飛橋から前山=4026歩
行程=縦走の尾根に上るまでの急登
2017年5月=50分(4分の遅れ)
2003年10月=46分

(2)前山から赤岩山=3497歩
行程=縦走の軽いアップダウン
2017年5月=41分(5分の遅れ)
2003年10月=36分
 途中の白蛇ヶ池で最初のジュース休憩。
(3)赤岩山から米山頂上=4254歩
行程=斜度で一番の急登
2017年5月=49分(4分の遅れ)
2003年10月=45分
 途中の熊野権現で2度目のジュース休憩。

○上り合計=11777歩
2017年5月=2時間20分(13分の遅れ)
2003年10月=2時間7分
(参)1991年5月=2時間10分
 上りでどこが悪いという所は無く、全体に遅れている。

○頂上休憩=893歩
2017年5月=41分(23分の進み)
2003年10月=1時間4分
(参)1991年5月=1時間35分
 以前と違うのは、頂上での休憩時間を必要最小限にしている事。それにしても1991年は読書でもしていたのか、一度上った頂上から下りるのが後ろ髪?引かれたのか。
 昼食は、お握り2個、パン1個、味噌汁1杯、コーヒー1杯。
 2015年4月に登った時にはまだ古くて傾いていたトイレが今回新しくなっていた。

 下り
(4)米山頂上から赤岩山=3684歩
2017年5月=39分(8分の遅れ)
2003年10月=31分

(5)赤岩山から前山=3436歩
2017年5月=35分(5分の遅れ)
2003年10月=30分
 赤岩山で下り唯一のジュース休憩。持参の500cc1本飲む。

(6)前山から新猿飛橋=3661歩
2017年5月=37分(3分の進み)
2003年10月=40分
 下りのこの区間だけが唯一早いのは、以前無かった?ロープを頼りに下れた事か。

○下り合計=10781歩
2017年5月=1時間51分(10分の遅れ)
2003年10月=1時間41分 
(参)1991年5月=1時間39分 

○全行程=23451歩
2017年5月=4時間52分(同時間) 
2003年10月=4時間52分 
(参)1991年5月=5時間24分

 上りで13分、下りで10分で合計では23分の遅れだったが、頂上休憩が23分少なかった為に偶然にも2003年と同じ行程時間になった。
 2003年も1991年も当時の文面からみると足任せに歩いたようだ。2000年代は体力の中興の祖ともいえる頃で頑張っていた。今は無理はしないのがモットー。

○後記
 こうやって数字にしてみるとあまり面白味がありませんでした。結局前ほど頑張らなかったという一点に尽きますね。
 休憩と言えばジュース休憩ですが、水分補給をしている間だけ足が止まっています。それよりも、手帳に記入したり写真を撮ったりしている方が合計時間としては一番休憩しているでしょうね。
 米山は幾つも登山道がある山で、林道を奥に入れる所では1時間もかからずに登れるルートもあります。自分も昔はただ頂上に着けば良いと思っていましたが、今は長いルートを楽しむ事も覚えました。
 どうですか谷根ルート。もっと長い小村峠もありますよ。全てのルートを登ったら、海から登ってみるのもお勧めですよ。