大平山半日周回。
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    2017年11月13日の気持ち

 大平山は去年の5月に鋸山の変則縦走で、北の一之貝から歩いたうちの一つの山。今日は北荷頃からの違うルートだが、午後からとはいえ楽勝過ぎるので周回コースにしたが、結構歩いた。

    2017年11月13日14時10分
     大平山頂上台地南端

 大平山の最高地点は分からず通過。林の中なので惜しく無い。南端からは南側の眺望が開ける。越後三山は他では中ノ岳が奥で窮屈そうに見えるが、ここでは三山が均等に並んでいるのが気持ち良い。
 今日の大平山が今年の傾向の典型的な登山になりました。低い山を登った事の無いルートで登って、往復では物足りないので周回コースにして、車道を歩いて戻るというものです。それを半日で計画したのです。

○コースタイム
 13:00 北荷頃駐車場 発
 13:14 ため池 コース分岐
 13:26 407mピーク(健脚コース)
 13:50 健康コースと合流
 14:05 大平山頂上
 14:24 578mピーク 着 休憩
 14:40    〃     発 鉄塔巡視路を下る
 14:57 大岩 急下降の中間
 15:10 田んぼに出る 眼前の高圧鉄塔に行き余計な遠回り
 15:24 県道24号に出て左折
 15:36 中集落 県道の杜々の森分岐地点
 16:01 田之口集落へ入り農道へ左折 最後の上り
 16:22 北荷頃駐車場 着

 コーヒータイムで休んだ578mピークからの下降は、少なくとも下り始めは縦走コースよりも道がハッキリしている事は去年確認済みでした。鉄塔巡視路として生きた道だと思いました。
 コーヒータイムで休んだ578mピークからの下降は、少なくとも下り始めは縦走コースよりも道がハッキリしている事は去年確認済みでした。鉄塔巡視路として生きた道だと思いました。
 その先は二万五千分の一の地図を見ての想像でした。途中までは林道になっているのではという甘い考えもありました。でも下ってみてそれは打ち砕かれました。急下降時々平坦の連続でした。プラスチックの階段もロープも所々にあるのですが、落葉や崩れた土であまり用を成さない状態でした。
 老若男女が歩く登山道ではありえない直下降の道でしたが、鉄塔巡視のプロ達が歩くには普通の道なのでしょう。一般の登山者が歩く道では無いのです。だから表示が無いのです。でも自己責任なら有り難いエスケープルートです。お陰で半日(ではキツイ)の周回コースが組めたのですから。
 鉄塔巡視路から中集落と森上集落の中間の県道24号に下りて、車道を歩きました。今はもう舗装道路を歩く事は苦になりません。却って時間短縮になると思っています。
 最後は田之口から農道を上ったのですが、表示が無く地図にある実線の農道と位置が違うので迷いかけたのですが、人に聞いて助かりました。今も田之口から一之貝に行けると言われたのです。一之貝に行けるのなら今日通って来た道にも出るはずです。
 殆ど迷う事無く戻って来れたのですが、予定より遅くなってしまいました。日の暮れが早いので暗くなってしまいました。これもちゃんとルートの時間計算をしなかったせいです。大体大丈夫だろうと思ったのです。始めての道なので迷う事があったとしたら、ヘッドライトも用意していかなかったので悲惨な目にあったと思います。
 これからはまだ日が短くなりますから、もっと余裕を持たなければいけませんね。もっと厳密にルートの時間計算をしなくてはなりません。今日だったら、頂上で同じ道を(又は健康ルートを)戻るべきだったのでしょう。

○今年を振り返る

 今年の登山は全て低山でした。例年ですと4月頃に低山から始めて、8月9月に高い山(新潟県の)を登って10月に整理体操のような山を登って終りにしていました。それも月2回でした。
 それが7月27日の木津八海山からは意識して低山を歩いています。低山というより超低山ですね。4時間或いは6時間という時間の制約があるからですが、そのお陰で今まで登らなかった超低山を開拓出来ました。
 低い山にして負荷が少なくなったので、月2回だった登山を週1回にしました。どこかでつまづくかなと思ったのですが、現在まで続いています。やってみたら結構気に入ったのです。
 だから1年で登った数は今までで26回となり自己最高です。まだ登れそうですが、これからの天候しだいですね。本当に寒いのが嫌いですからね。昼でも気温10度なんていったら登るのを躊躇します。
 今までならシーズンオフの11月も、もう4回も登っています。自分でも他人事のように「やるもんだな」と感心しています。低山の楽しさに目覚めたのですね。登山にもこういう楽しみ方があったのかと気付いたのですね。
 低山、或いは超低山が探せば結構あるものだと思いました。まあ、今までバカにしていた訳ではありませんが、行程が短過ぎて満足出来ないと思い込んでいたのです。
 頂上さえあれば歩く道は登山道では無くても、車道を歩くのもアリです。頂上が無くても、自宅・日本海往復(リタイア)とか自宅・山古志周回とかしていましたからね。結局は歩きたいという欲求を満たしたいのです。まあ、頂上があれば登山になりますからね。
 自分でも意外に飽きないで低山に登り続けているので、プールの再開も、ちょっと気を惹かれたボルダリングもやれずにいます。でも11月の半ばともなり、もう限界でしょうか。
 まだ登れる山はありますから、登ってみてイヤだと思った時点で終了ですね。雪が積もったら足場が悪いですし、寒いのに汗をかくと冷えて風邪を引きますからね。
 春の残雪時にスノーシューで三ノ峠山に登った事もありますが、冬の初めの雪は寒々してイヤなイメージがあります。登山とは違いますが、12月にみぞれの中でスノボを滑った事もありましたが、やっぱりイヤでしたからね。
 11月にまで登山を引きずっているので、プールもボルダリングもやらずにスノボに切替となる可能性が大です。去年ではなくて、今年なんですけど1月で靭帯損傷でスノボを終了しました。でも現時点でのスノボの欲求が意外に高くないのです。5年やって飽きて来たのでしょうか。
 それともスノーシューを履いて冬でも低山に登るのでしょうか。その寒さに自分は耐えられるのでしょうか。どうなの自分。なるようになるとしか言えませんね。

○後書き

 今までの11月は山を意識しないで生活して来ましたから、今年のように11月も山を歩くとなると低い山でもいつまで歩けるのかが分かりません。今日までは幸運にも毎週どこかに晴天の日があって山に行けたのだと思うようになりました。
 それを最近の急な天候不順で気が付きました。もう今年は終わりかなと思うようになったので、急きょ、ホームページを書き替えた次第です。
 本当は11月分の表紙を飾るものとして道院高原と千段階段をとっておいたのですが、どうも行けないかも知れません。見附の城山は12月分にとってあるのですがどうでしょうかね。