雪原の歩行者。
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    2018年2月22日の気持ち

 スノーボードを楽しんでいるはずだったのですが、諸事情によりスノーボードの雄姿を見せる事が叶わず、せめて代わりにスノーシューの雄姿をお見せします。スノーシューはオリンピックに無いなぁ。


    2013年2月22日14時
    山通雪合戦の会場跡

 昔は柿小学校があった場所らしい。今は未整備の空地。正面に見えるのは長岡斎場。長岡に住んでいる限りいつかはお世話になる場所。見えないがその間には狭くて浅い柿川が横たわる。


 雪の上はあまり得意では無いのですが、1995年の2月に自宅からカンジキを履いて1日がかりで三ノ峠山を往復して来ました。間には川もあったはずですが良く無事に行って来られたものです。
 2006年の2月は柿埋立地の先にある除雪終了地点の赤城コマランド前からスノーシューで三ノ峠山を往復しました。多分、スノーシューを買った頃で、ディンゴからキューブに代わる前日だったと思います。
 今年も、赤城コマランドから三ノ峠山へ登って、長岡市営スキー場の頂上まで行ってゲレンデを覗いて来ようと思ったのです。
 無雪期の頂上は行った事がありますが、スキーシーズンの頂上をどれほどの急斜面か見てみたかったのです。どうしてスノーボードが禁止なのか納得したかったのです。
 去年知った小千谷の城山や魚沼の坊谷山などの低山をスノーシューで歩こうとも思っていました。
 近所の三ノ峠山往復でも2時間以上かかります。そんな時間も取れなくなり、せいぜいスノーシューで近所を歩くしか出来なくなりました。それでも処女雪に跡をつけ、自分だけの独壇場を歩き回れます。これも田舎に住んでいるお陰ですね。
 歩いた事の無い場所なので、水路や池の上に雪が被さっている場所があると恐いのですが、家の近所は田んぼばかりで大体安心です。
 田んぼの真ん中を歩く分には良いのですが、民家が近い場合は緊張します。民家に裏側から近づく不審者に他なりませんからね。
 民家も人が来ないと思っている場所に他人がいたら驚きますからね。警察に通報されたらこちらも困ります。
 近づいた場合は民家の窓と目を合わせないようにしてそそくさと通り過ぎます。昼下がりの情事の目撃者になりたくはありませんから。
 考えたら、昔だったら雪原歩きなんて子供の遊びですよね。冷えた朝だったら、カンジキいらずに雪の上を凍み渡りが出来ます。今は子供も少なく、外で遊びませんから、雪原は高齢者の天下です。と言っても自分一人ですけど。
 きっと近所の人には、いい大人(じいさん)が何をやっているのだかと眉をひそめられているのでしょう。そんな事を気にしていたら生きては行けません。
 高齢者の足腰の鍛錬に近所の老人を集めて雪上歩き隊でも作りましょうか。
 今、自分が使っているスノーシューはTSL225というのですが、やはり2006年の2月頃に確か長岡のパーマークで買ったのです。値段は忘れてしまいましたが、凄く(自分にとっては)高かったのは覚えています。15,000円位したように思います。
 それでも欲しくて、自分にしては清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったのです。もう12年も使えているのですから高くは無かったのかもしれません。
 ネットでこの名前で調べてみるのですが、中古品しかヒットしないので今は売られていないようです。TSL225はプラスチック製ですが、今はもっと安価なアルミパイプと布で出来たものが売っています。それなら6千円台ですから手頃です。
 このスノーシューに合わせる靴は普段の長靴にしています。登山靴(防水)も試してみましたが、長靴で充分です。というか普段の長靴の方が歩き易いと思います。スノーシューにはサイズ調整が付いているので自分の靴に合わせられます。
 どうです。スノーシューを始めてみませんか。

 ゲートボール場の
 ベンチの屋根にて

 屋根のパイプが
 腰掛けに丁度良い
 積雪1m位