○エビス大黒ノ頭で思う
ここまで来れば満足と思えるし引き返すのが良さそうだが、ほぼ計画通りの時間だし、次回万太郎から来る事を思うと、更に進もうと思った。この時は体力がまだあったから。
○毛渡乗越で思う
遠かったが予定通りの時間に到着。着いてみるとアッサリしていて感動が無い。表示杭もガイドブックの写真と違って倒れていて表示が消えかかっている。要するに目的とするには花が無い。
地上に戻るには万太郎山から吾策新道で下るのが一番。でもその先での元橋へ戻る手段はタクシーしか無いし高くつく。
川古温泉方面に下って途中から大源太山に登って平標山ノ家に上って平元新道へ下って元橋へ戻るという手段があるが、同じ道を戻るより時間がかかる。
結局、雲が濃くなり風が強くなり、急いでお握り2個とスープで手早く昼食を済ませ、同じ道を戻る。
○往きの行程。
(近くの火打峠の標高が963mで、元橋はそれより少し低い)
元橋駐車場 6時45分 0歩 ≒950m 発
松手山 8時04分 07,125歩 1,613m
平標山 9時00分 12,418歩 1,983m
仙ノ倉山 9時33分 15,564歩 2,026m
エビス大黒避難小屋 9時53分 17,379歩
エビス大黒ノ頭 10時17分 19,293歩 1,888m
毛渡乗越 11時02分 23,346歩 1,568m 着
(往きの行程時間 4時間17分)
昼食(28分)

予報通りの晴れになるどころか、雲が厚くなり始め吹いていた風も強くなる。
あまり腹は減っていないが食べられる時に食べるのが山の鉄則。
こういう時に保温ポットは最適。お握り2個をスープで流し込む。
○帰りの行程。
毛渡乗越 11時30分 23,894歩 発
エビス大黒ノ頭 12時30分 29,120歩
エビス大黒ノ頭への上りで寒くなり、朝着ていたウインドブレーカーを着て手袋をする。
上って振り返ると万太郎山に雲が掛かっていた。
エビス大黒避難小屋 12時56分 31,253歩

風が強く温度も下がり、寒くて鼻水が出て時々ティッシュのお世話になる。
目の前の仙ノ倉山の上方は雲に覆われている。
この小屋の戸は強力なバネで閉じるようになっている。閉め忘れは無い。
仙ノ倉山 13時30分 34,272歩

熟女というには若い数名が強風で残念な景色の頂上にいた。
流石に谷川連峰の最高峰だけあり寒い。
元橋から毛渡乗越往復というと有り難くも驚いてくれた。
平標山 14時11分 38,161歩 着
(休憩 14分)

ここまで来ると天候が回復し風が収まり、コーヒーとパンでエネルギー補給。
毛渡乗越の手前で行き会った縦走者の最後の人を仙ノ倉の下りで追い越すが、ここで追い付かれる。
平標山 14時25分 38,574歩 発
松手山 15時17分 43,563歩
元橋駐車場 16時41分 50,603歩 着
(帰りの行程時間 4時間57分)
(昼食と休憩時間 42分)
(合計時間 9時間56分)
○後記
数字にしてみると帰りが往きより40分も多く掛かってしまった。「帰り道は遠かった、来た時よりも遠かった」という歌があったが、その通りになってしまった。
幾つもの山を渡ると、そのアップダウンがあるし、帰りは体力が低下しているし、まあ予想出来る結果だった。言い訳をすれば後半はスノボで傷めた右膝が痛くなりスピードが落ちた。
秋は日が短いから、暗くなる前に下りてこれて良かった。
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