花の城山小城山。
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    2020年4月15日の気持ち

 小国森林公園から上がり小城山を経て、向山前から林道を歩き小国峠から登山道。帰りは小国運動公園に下りて、車道を歩いて森林公園に戻る。車道歩きが暑く疲れた。花は様々が咲いていた。

    2020年4月15日12時10分
       城山頂上384m

 小国側から城山に迫るが、頂上が遠かった。西面はカタクリが終わり頃で、転々とした黄色はオオバキスミレ。晴れているのに意外に登山者が少ない。30分ほど居たが、この人の他に一人だけ。


 晴れたので急に思い立って来た。そんな時でも登れる山があるのは良い事だ。ただし、新型肺炎の影響で森林公園は閉園中。

 上の駐車場には鎖で上れないようになっていたので下の駐車場に停める。山菜取りの人のものらしき車が3台停まっていた。

 入口の表示には、この日までの休みが5月6日まで延期になっていた。係りの人も休みのようで管理事務所も閉まっていた。

 そのせいか、森林公園名物の怪しい人形も無く、登山道の危険箇所のロープも外したままだった。


      行程と花

 小国森林公園下駐車場 発
 10時08分
 
 森林公園事務所
 10時12分
 

 小国澤城址入口
 10時19分
○タムシバ
モクレン科
モクレン属
6弁花
別名を「ニオイコブシ」というそうだが、自分はそれほど強い匂いは感じない。







 小国澤城址(小城山)
 10時37分
○オオバキスミレ
スミレ科
スミレ属
花は小さいが、大きな葉の黄色いスミレだからの命名。今が盛りと咲いていた。








 向山下林道(左折ここからダート)
 11時08分
○イワカガミ
イワウメ科
イワカガミ属
葉に光沢がある事からの命名。花は漏斗状。似た名前でイワウチワがあるが、こちらの花は開いている。







 郡殿ノ池分岐(直進)
 11時25分
○カタクリ
ユリ科
カタクリ属
春の最盛期に群生しているが、今は時期としては終わり頃。場所によってはまだ若い花が咲いていた。







 小国峠(三又から山道へ)
 11時29分
○タチツボスミレ
スミレ科
スミレ属
立ち上がる姿と丸い葉が特徴。これもあちこちに咲いていたが、オオバキスミレの方が優勢。







 小国運動公園分岐(城山へ直進)
 11時45分
○イカリソウ
メギ科
イカリソウ属
日陰にひっそりと咲いている。調べると薄紫の花もあるようだが、自分は白花しか見た事が無い。







 馬の背
 11時49分
○モミジイチゴ
バラ科
キイチゴ属
葉がモミジに似ているので命名。果実は食用。登山道の脇から小枝が伸びているが、トゲに要注意。







 城山 着 昼食 
 12時09分

 城山 発 休憩中に登山者は2人しか見かけなかった
 12時40分

 小国運動公園分岐(運動公園へ右折)
 13時05分
○オオカメノキ
レンプクソウ科
ガマズミ属
別名ムシカリ。葉が亀の甲羅に似ているので命名。花は白いアジサイのようにも見える。








 東屋登山口(ここから舗装車道)
 13時40分
○ソメイヨシノ
バラ科
サクラ属
エドヒガンとオオシマザクラの交雑が祖先。日本で一般的なサクラ。満開なのに誰もいないが、山菜取りの人は早く来て早く帰ったのだろう。






 小国車庫バス停 右折し少し先で国道を横断する
 14時11分

 小国森林公園下駐車場 着
 14時28分


 後記
 他に花は山にショウジョウバカマ、里にアブラナ(菜の花)、タンポポ、スイセンが咲いていた。
 行程はちょうど良い運動量だった。ただしこの時期は枝だけの木で、日当りが良くて暑かった。帰りの舗装道路歩きも暑くて、そのせいか筋肉痛は無かったが、カカトにちょっと痛みが残った。