ほくほく線駅巡り。
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    2020年6月17日の気持ち

 六日町から十日町を通り直江津近くの犀潟までの第3セクターの鉄道。それが北越急行ほくほく線。何年も前からバイクツーリングを計画していた。やっと先週納車したばかりのBW'S125で行って来る。


    2020年6月17日8時36分
   六日町駅のほくほく線の電車

 まるで鉄道オタクのようだがバイク旅。駅の駐車場は無料だが監視員が軽トラの中にいて、二輪は奥に停めるように言われる。空いているのに。入場券は150円。スイカは使えず現金で払う。

 登山の為のバイクでの移動はよくあったが、ツーリングらしいツーリングは久しぶり。Vストは短命だったから仕方が無いがフォルツァでも記憶が無い。荷物が沢山積めて泊りがけのツーリングには適していたのに。気分が乗らない時はそういうものだ。
 新しい二輪のBW’S125は小さくて軽くて気軽に旅立てそうな気がする。今回は念願のほくほく線駅巡りを達成した。でも、計画は達成するのは重要ではない。それを立てて実行するかどうかだ。結果がダメならリベンジすれば良い。


○ほくほく線の駅
 駅巡りは基本的にホームまで入って、鉄道オタクの気分を楽しむ。六日町と十日町は駅員さんがいるので入場券(150円)を買って入った。犀潟も有人の駅だったが入るほどの規模でもないので外から写真を撮る。他は無人駅でホームまで入った。
 ただし、ホームが地下にある美佐島は階段を下りてホームの一つ手前の自動ドアは開いたが、何故かホームへの自動ドアは開かず入れなかった。 

 長岡 自宅発 6時35分 14km(積算距離…以下同じ)

 小出 セルフ小出 7時40分 51km 給油3.09L

 (1)六日町 8時20分着〜8時41分発 71km
 写真中央奥にあるのがほくほく線では駅舎単独としては一番立派。
 駅駐車場は広く、軽トラにいた管理人に一番端に停めさせられたから遠い。2階に駅事務所と改札がある。
勿論エレベーター付き。






 (2)魚沼丘陵 8時56分着〜9時04分発 76km
 六日町(駅)から思ったより遠く、2回地元に人に聞いてたどり着く。
 新しいがひなびた駅舎。駐車場は広いが車両(4輪、2輪、自転車)は少ない。新型肺炎のせいか。







 (3)美佐島 10時04分着〜10時18分発 97km
 R253の新しい八箇峠トンネルを通って孕石から山越えしたが道に迷って何とか県道74に出てたどり着く。
 ここは県道のすぐ脇。唯一の地下ホームの駅。階段を下りると湿度が高く水が垂れていた。ホームに出る自動扉が開かなかった。





 (4)しんざ 10時24分着〜10時30分発 100km
 もう十日町の街中に近く住宅地でスーパーが近くのこざっぱりした駅。。
 駐車場が広いが車両は少ない。リモートで仕事で勉強の為か。








 (5)十日町 10時35分着〜10時50分発 102km
 鉄筋コンクリート2階建ての面白味の無い典型的な地方の駅舎。1階の改札から入って階段で各ホームに渡る。
 ホームの写真を撮って戻ったら、ほくほく線の電車が来たのでまた見に行った。
 十日町人は派手好きと思ったが駅の名前表示が小さく控えめ。




 (6)まつだい 11時12分着〜11時54分(食堂)発 118km
 駅はまつだいふるさと会館の一部のよう。他に観光案内や物産品やコンビニもある。
 食堂もあるようだが4月から営業は止めている。他の食堂も自粛しているようで営業していない。国道少し先の食堂あずまは営業中で野菜炒めライスを食べる。





 (7)ほくほく大島 12時15分着〜12時25分発 131km
 R253から左折し1km先に高架の線路が見えくぐった先から駅に入る。
 ここがほくほく線で一番の高さのホーム。エレベーターだと4階になる。
 4階の待合室に熟男が一人。鉄オタか?
 ホームに出て見ると線路の両側はトンネルに消えている山の中の駅。



 (8)虫川大杉 12時37分着〜12時47分発 139km
 R253から来ると左に高架があり駅らしきものがあり分かり易い。高架をくぐって駅に着く。
 駐車場は3段になっているが駅に近い上の段に停める車は少ない。
 駅ホーム内は複線。上下線がすれ違う。ちょうど電車が来ていた。




 (9)うらがわら 12時53分着〜13時05分発 142km
 R253を走っていて右側に高架があり建物があったので入ったら頚城バスの営業所だった。
 その先に駅があった。暑いので日陰に停めたらバス停の近くでちょうど頚城バスが停まった。
 ここのホームも高い位置にあるがエレベーターもある。




 (10)大池いこいの森 13時29分着〜13時40分発 147km
 R253からは離れているし民家も無い。広い駐車場にあるのはバイクと自転車1台ずつ。
 モダンな建物で右がトイレで左がホームへの入口になる。
 ここでもちょうど電車が入って来たが、1両なのに乗客は見えなかった。






 (11)くびき 13時45分着〜13時55分発 153km
 県道30号、いわゆる新井柿崎線の途中から右(東)に入ってすぐ。
 ほくほく線の中でも一番特徴的な駅。裏から見るとUFOに見える。多少やつれているが。
 田園地帯の端ののどかな住宅地に一部にある。広い駐車場では運送会社のトラック2台が荷物の積替え中。



 (12)犀潟 14時14分着〜14時25分発 166km
 直江津手前の8号線沿いの駅で、入った事は無いが昔から知っている。
 平屋の駅舎でシックな黒に統一されている有人駅。自転車小屋には百台以上の自転車が入っていて利用者の数が予想出来る。
 不動(多分)の気動車が車止め近くにあった。




 柏崎(土合) 川崎商会 15時25分 205km 給油3.94L
                             燃費39.1km/L

 長岡 自宅 16時13分 240km 走行距離226km


○後記
 久しぶりの純粋なツーリングだった。小さいバイクを操るのは体力が必要で若い頃に戻ったようだ。大きいバイクなら乗せて貰っているという感じだが、小さいバイクはただもう乗っかっているという感じ。いつでも放り出されそうな不安定感がある。
 パワーの余裕が無いのでちょっとした坂でもアクセルの動きが多くなる。帰りの海岸沿いは強風にパワーが負けて進まない。ツーリング中もそうだったが、右腕から手首にかけて疲れた。翌朝はそれに加えて腿も筋肉痛だった。身体全体で緊張して乗っていた証拠だ。
 もう一つの難点は、燃料タンクが小さいので給油のタイミングにも気を使う。タンクは6.5Lでツーリング途中の給油による燃費は39km/L。残量1.5Lで給油するとして195kmは(郊外なら)走れる。今後の参考にしたい。