長岡で雪掘り。
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    2021年1月8日の気持ち

 長岡では今でこそ雪が少なくなったが、昔は多くて雪下ろしを雪掘りと言っていた。大雪の中から家を掘り出す感覚なのだろう。大手通ではアーケードから下ろした雪を四角く積んで雪壁にしていた。

   2021年1月8日11時21分自宅

 右の母屋の大屋根の雪下ろしを終ったと言いたい所だが、見えない奥の方にまだ2割程度残っている。昼食の時間で一旦休憩。雪が降り続きびしょ濡れ、午後から雨具を替えて再チャレンジ。
 去年は小雪で雪下ろしはしなかったし、スノボもしなかった。1月にスノボウエア(上)を着たのは冬の韓国に行った時。あちらも暖冬で雪ではなくて雨が降っていた。

 自宅に雪は欲しくはないがスキー場には降って欲しいというワガママな気持がある。けれど、スノボは自分の中では当初ほどの盛り上がりは無い。

 雪下ろしは冬のスポーツとヤセ我慢して言っていたが、なるべくなら雪下ろしはしたくない。正直な所、スノボは出来なくても良いから雪が少ない方が良い。

 そんな自分の気持を見透かしたように冬将軍は大雪を降らせた。


○雪下ろし 1回目
  大屋根 9時30分
家の裏からハシゴをかけて下屋に上った所。
これから固定のハシゴで左上の大屋根に上る。
まずはスコップで雪を下ろし始める。








  大屋根 10時00分
雪を切っては放り投げを繰り返して切妻屋根の中央を越えた。
右下に井戸水で地面が出た道が見えた。
積雪は120cm位で、思ったよりも多かった。上30cmが軽い雪で、屋根近くの10cmはザラメ。中間が締まった雪で一部凍っている。




  大屋根 11時00分
ある程度スコップで落としてからスノーダンプを使う。
スノーダンプを雪の下に差し込んで、スコップで乗せる分をカットして滑らせて落とす。









  大屋根 11時00分
雪が重く、スノーダンプで踏ん張ると屋根近くのザラメに足を取られ滑り易い。
命綱、ヘルメット無し。
隣の鉢伏で1月3日に70代の男性が雪下ろし中に転落死亡しているので要注意だ。







  1回目終了 11時20分
昼食の時間なので、大屋根はまだ2割残っているが一旦終了。
雪は分散して落としているが、北側はこんな感じ。









○雪下ろし 2回目
  開始 13時30分 大屋根の残りを下ろして下屋へ移動。
  下屋 開始 13時53分 終了14時42分
ここも最初はスコップで掘って、動ける場所を確保してからスノーダンプで下ろす。
最初の雨具は安い雨具で浸みたので取替え。
これはゴアテックスだが古いので浸みる。







  車庫裏にハシゴ(2段)を掛ける 14時51分
このハシゴが重い。しかも車庫脇の雪の下から掘り出す。
ハシゴを掛けてから休憩してコーヒータイム。
ここは明日にしようかと囁く声があるがやってしまう。








○雪下ろし 3回目
  開始 15時30分
  車庫 15時50分
車庫は小さいのでスコップだけで下ろす。
変則的な屋根で前の長さが2/3で後が1/3。
雪は屋根の形では無く、水平に近く積もる。だからこの中央部は浅くて端が深い。







  車庫 終了 16時20分
車庫屋根から見た母屋と下屋でもう薄暗くなって来る。
急きょ始めた雪下ろしで、いつもなら1時間早く始めている。
後片付けして16時30分に雪下ろし完了。







○後記
 1年振りの雪下ろしは疲れた。でも最後までちゃんと出来たのは良かった。まだ一線で働ける身体だ。それに無事が一番。
 全体的に筋肉痛だが特に右ひじが痛い。風呂にゆっくり浸かって疲れを取る。疲労感で良く眠れそうだ。
 温暖化でもこの程度の雪は降るのだ。雪国だから。だから雪下ろしの必要の無い融雪屋根が羨ましい。落雪屋根は落とした雪を処分しなくてはならない場合もあるので、やるなら融雪屋根か。でも家が古いのでリフォームもしたい。