白山で山蛭五匹。
221
    2021年9月10日の気持ち

 五泉市(旧村松町)の白山は曹洞宗の慈光寺が登山口。尾根線から上り田村線で下る。尾根線の三合目までヤマヒルに遭遇。尺取りで軽快に足を上って来る。衣服に食い付き枝では中々落ちない。

    2021年9月10日10時53分
       白山頂上にて

 これも新型肺炎の影響なのか刈払いはされておらず、ススキ他の植物の背が高く、三角点が見つからない。それと昔の山名の表示板は無く新しいものも壊れている。登山道は田村線が荒れている。
   川内山系のヤマヒル

 白山は1012mの山。もう4回目だが2006年以降登っていない。ヤマヒルがいるかも知れないからと足が遠のいていたのかも知れない。でも3回登ってヤマヒルに遭ったのは尾根線から登った時に1匹だけだから大した事は無い。

       後記

 ヤマヒルは痛くは無いが、アブは痛い。アブは集団で来るがすぐには刺してこない。でも早出川ダムのアブは集団で刺して来て、血が出た腕を刺さずに舐めているアブもいた。
 毛石山では登山道を対向してくる熊にも遭遇して、ザックを揺らして付いている鈴を鳴らしたら山側に逃げていった。でも、帰って風呂に入ったら腿にマダニが潜り込んでいるのを発見。医者に掛からず自分で引き抜いたが、幸い病気には掛からなかった。


am 8:32

以前(15年前)は慈光寺の下に車を停めてそこから歩いた。昔はそこに茶店もあった。
今は杉の根を守る為に関係者以外は「ご遠慮ください」とある。
黄金の里会館駐車場から歩く。




am 8:33

参道を歩くのも趣がある。杉の大木や石像も所々にある。ベンチもあった。川も縦横に流れ3〜4回橋を渡った。
参道とは別に右側に林道があったがどこへ続くのか。






am 8:39

慈光寺の手前に鳴滝不動尊があった。旗が立っている所を見るとお参りも多いようだ。









am 8:44

尾根線と田村線の登山コースの分岐。田村線は慈光寺の境内から上るようだが、前は直進した先で左に上っていた(今もあったが荒れていた)。
この先で30cm以上の草ヤブになり雨なのか朝露なのか濡れていた。ズボンがぐっしょり。



 この日は尾根線の3合目までに5匹と遭遇。大分前に別の山で酷い目にあって、塩水のスプレーがどれほど効くか試してみたいと思っていたのに持って来なかった。残念。

am 9:10

これが5匹目のヤマヒルで小さい方だった。急登を上って余裕が出来てやっと写真が撮れた。
濡れたストレッチジーンズの生地のせいか、枝で強くこそぎ落とそうとしても中々外れなかった。




 ヤマヒルの発生も年によって多い時と少ない時がある。この辺は川内山系というらしいが、宿主となる動物が豊富なのでヤマヒルも多いのだろう。菅名岳、大蔵岳、木六山、日本平山、粟ヶ岳などではヤマヒルに遭遇した。

 粟ヶ岳を登る人のいない小俣林道から登った時は大量のヤマヒルに取り付かれた。尾根に上がってから身体のヤマヒル取りをしたが、頂上でも靴紐の間からヤマヒルが出て来た。帰りもヤマヒルに襲われ、自宅の外で服を脱いで点検したら血を吸ったヤマヒルがころんと落ちて来た。塩をかけたら血を出して縮んだ。


pm12:57

田村線を下って、慈戒堂(天狗堂)の裏に着く。この右側を通って階段で慈光寺の境内に下りる。
田村線ではヤマヒルに遭わなかった。






pm 1:01

登山コースの分岐に下りると消防作業車2台。下りる時にサイレンが何度も鳴っていた。でもお寺は火事では無いようだ。
駐車場に戻ると警察の車もあってヘリも飛んでいた。自分の後から登った人が滑落したらしい。