引越は43年振り。
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    2022年6月6日の気持ち

 引越し3日前に左股関節激痛で、早朝に救急車で立川病院へ運ばれる。レントゲン、CTを撮り原因は股関節の軟骨の磨り減りとの診断。痛み止め飲むが効かず、次の日は左腿から膝が痛み出す。


     2022年6月6日9時33分
        長岡自宅前

 生憎の雨の中の引越し。トラックは、家の前の狭くて微妙に曲ってアンバランスな斜度もあり落葉で滑り易い道を、スリップせずにバックで上って来た。さすがプロドライバー。
 この場所に家を建てたのは27才の時。自分の母親が決めた事に反対する気も無かった。借り暮らしからの脱出で喜んでいたのかも知れないが、自分の人生に望みは無かった.。でも、家のローンの借金は引き受けた。

 年月は流れ、老い先短い身となると変化は嬉しい。じっとしていてもやって来てはくれないので自分から動くしかない。多分、新型肺炎が蔓延していなければ2ヶ月に1度は韓国に行っていたのだろうが、行けなくなって考えたのが移住。

 これほどの生活の変化は無い。ある意味人生のリセット。究極の断捨利かも知れない。人生の終幕寸前で移住を選んだのは現在に飽きたから。飽きない人はそのままお続けください。

6時12分
引越しの朝はコンビニの弁当が定番。墓参りをしてからローソンで買って来た。
炊飯器も食品も梱包済みだから。









7時42分
昨日の梱包隊の仕事後の台所。
引越隊はこれを持って行くだけ。雨だが。










8時01分
8時前に、邪魔になるので自家用車を車庫から出して坂下に置いたら、サカイさんが来た。
まず責任者に引越し料金(144,650円)とエアコンの料金(132,000円)を支払う。自分はQRコード決済が出来ないので現金払い。





8時27分
階段に貼られた防護シートと床にも防護毛布のようなもの。
テレビで観る引越し現場そのものだ。









9時24分
いつも居る居間が空っぽになった。テレビもラックもコタツも茶だんすも仏壇も積み込んだ。
10時頃長岡を出た。サカイさんは途中で休憩して分水に行く。ご苦労様。







10時58分
自分は10時40分に着いてカギ開けしていたらサカイさんも来た。
分水の家に荷下ろし開始。強くは無いが1日雨のようだ。








11時38分
分水自宅前道路
他所の家の前までサカイのトラック。各戸にご迷惑をお掛けしますと挨拶したそうだ。
大方の荷物は下ろした。








11時41分
1階のLDK。取り合えずの配置で、生活に必要なものから段ボールを開ける。
家具の配置も取り合えずだ。









11時45分
この家で唯一の和室は2階の八畳間。
サカイさんは撤収中で青パネルを剥がしている。自分は一人で段ボール箱を開けてそれぞれの場所へ配置。







○後記
 サカイさんの責任者は新人にその場その場で注意している。客の前でも言うのも、事故があると大変なので仕方が無いのだろうが、聞きたくは無い。
 引越し先でカビ避けというスプレーを売り付けられた。1本9,800円と高いがご祝儀だと思って買った。
 後から来たサカイさんの電気屋さんに、エアコンの取り付け終了が19時過ぎになると言われていたが、拒否出来なかった。自分は疲れていて早く夕食を食べて風呂に入りたかったのに迷惑だった。しかも33,000円の追加料金でこれもご祝儀だ。
 洗濯乾燥機の排水ホースの左から右への付け替えを営業の人に言ってあったのに付け替えてなかった。給水ホースも取り付けてなかった。電話で言ったら、そういうのは別料金になると言う。これこそ聞いてないよ、だ。次の日に無料で取り付けてくれた。
 引越し前にもサカイさん関連の業者が電気やネットの注文取りの電話が来た。引越し業は競争が激しいので、他で利益を上げたいのは分かるが、本業だけで真心を見せて欲しい。
 引越し終了後の10分サービスもあるが使わなかった。雨の中草取りをして貰うのは可哀相だったから。