雲の中の弥彦山。
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      2023年6月5日

 曇って眺望が悪い経験はあるが、雲の中に入った弥彦山に登ったのは初めて。景色は見えないが、滅多に出来ない経験。それに涼しくて歩き易かった。634mと低くても早朝から雲が停滞していた。


    2023年6月5日9時35分
    弥彦山奥の院前の鳥居

 左の社務所はまだ営業前で閉まっていた。しばらくすると読経の声が聞こえて来た。やっぱりロープウエーで来るのだろうか。ロープウエーのお客は服装で分かるが、ここまで頑張って歩いて来る。

    弥彦山の登山道

 弥彦山の登山道は弥彦神社や土産店の辺りから登る表参道コースが有名。通年営業のロープウエーも近くにある。ロープウエーに乗っても山頂までは20分前後は歩くので歩き易い靴が必要。季節によっては悪路になる。

 海側からは西生寺から登る裏参道コースと田ノ浦からのコースもある。田ノ浦からは本来のコースの他に、分かり難い尾根のコースがある。

 海側の間瀬からも、分かり難いが多宝山に登るコースがある。

 多宝山には平野側の岩室から直接石瀬峠に登り多宝山に上るコースと、岩室神社から松ヶ岳経由で石瀬峠に出て多宝山に上るコースがある。

 弥彦の南側からは今回の八枚沢からと、スカイライン入口の猿ヶ馬場から雨乞山を経由して上るコースがある。そのコースは八枚沢にもつながっていて周回出来る。今回はピストン。

 縦走するコースは国上山、剣ヶ峰、黒滝城址、雨乞山、弥彦山、多宝山、樋曽山、福井山、角田山と続く。自分は登山口と下山口を車載した自転車を使いつないだ。昼休憩も入れた歩く行程で9時間強、自転車移動も含めると10時間強だった。5時に出れば16時には戻れるだろう。人に寄るが。


              八枚沢への道

朝の散歩の弥彦山
5時37分

田んぼの広域農道を散歩。
左の国上山には雲は無いが中央の弥彦山、多宝山に雲が掛かる。右の角田山は見えない。





 分水自宅 発 7時54分

セブンイレブン麓店
8時8分

お握り2個買って出た所。弥彦山上部にはクッキリとした白い雲が掛かり、その上に柔らかそうな雲もある。青い空との対比で珍しそうな気象。






スカイライン入口
8時11分

セブンイレブンから県道2号を北上して、ここで弥彦スカイライン南側の出入口方面に左折。
旧道を2本横断する。弥彦の源泉もあるようだ。






観音寺
8時14分

金ぴかの仏像があったので寄ってみた。
聖観世音菩薩とあり、当時の住職の親善で、スリランカ仏教会の総意でスリランカの職人が来て作ったそうだ。





八枚沢入り口
8時18分

ワインディングロードの途中の分岐から右に入る。表示はこの字が消えかけたような砂防看板しか無い。
少し進むと橋で沢を渡る。







八枚沢登山口
8時22分

舗装林道の突き当たりに駐車スペース。3台あり。
奥に停めたが、上り坂で割合傾斜があり、バイクは停め難い。
登山道は少し戻って一旦沢に降りて渡って急登になる。





帰りの弥彦山
11時7分

県道2号から広域農道への道に入った所。
弥彦の山頂に被さっていた雲はやっと取れたようだ。







○後記
 分水自宅から一番近い弥彦山の登山口が八枚沢で直行なら20分で着く。長岡では鋸山が裏山だったが、分水では弥彦山が裏山と言って良いだろう。裏では無いけれど。