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私的山in新潟 
毒書生活
燕市立図書館蔵書案内

 読みすぎは身体に毒です。1日1冊以下にしましょう。面白い本は止まりませんが、寝る間を惜しむと身体の毒です。だから、面白くなさそうな本を混ぜて借りています。でもそんな気遣いもいらないようです。賞を取っていたら面白い本かというとそうでも無く、ネットで推奨しているから面白いかというとそうでも無く、何を基準に選べば良いか分からなくなって来ています。
 2023年4月10日から燕市図書館から借りています。燕は文庫本が殆ど無いようで、借りるのは重いハードカバーばかりです。
 古いものは分類へ移動。長岡(日本外国)、燕(日本外国

作者と借出日 題名と感想
アリス・マンロー イラクサ
2026
2/7
カナダの女性作家による9編の短編集。幼い頃の記憶のその先の人生、人と人の結び付きの脆さ、誰かの一寸した悪戯が変えた人生、大切な家族からも逃げたくなる気持、一度の不倫を心の糧にする女性。長編になりそうな題材を短編にまとめた様な感じ。ハッピーエンドはその人の心の持ちようか。導入部から注意深く読まないと頭に入らない。(竹)
青崎有吾 地雷グリコ
2026
2/5
女子高生が挑む5つのゲームの連作短編集。表題作はじゃんけんで勝った方の「グリコ」か「パイナツブル」か「チヨコレイト」の数で神社の階段を上る。先に上った者が文化祭の良い場所を取れるという勝負だが、地雷を仕掛け合うというアレンジされたゲーム。他に「坊主めくり」等があるが、頭脳ゲームなのでよく理解出来なかった部分がある。(竹)
桜木紫乃 ホテルローヤル
2026
1/24
釧路湿原の側に建つラブホテルを舞台に様々な男女の生活を描く短編集。「星を見ていた」は、恵まれない人生を感情を表さず働いて来た60歳女性。その細やかな幸せが壊れて、如何しようもなく一人になりたくなる。でも助けは来る。「バブルバス」は熟年夫婦の明るい前向きな再生。収められて他の作品も面白い。直木賞は納得出来る。(松)
ロブリー・ウイルソン 被害者の娘
2026
1/24
クラス会で娘と故郷に帰った女性が、自宅で血まみれの父親を見つける。夫が亡くなった時を思い出し半狂乱。父親の少年好きの性癖を、町の恥という警察署長と州警察の警部が主導権争い。事件よりも様々な男女の絡み合いが描かれ、ストーリーは拡散して取り留めなく、結末もぼやけて面白く無い。ロブリーは女かと思ったら男だった。(竹)
川上未映子 春のこわいもの
2026
1/4
女と向かい合う女、或いは男。背景には感染症があるが主題では無い。6編を収める短編集。「あなたの鼻がもう少し高ければ」は、整形したくて簡単に金を稼ぎたくてギャラ飲みに応募する女は、整形し過ぎた女と一緒になり、昔の女友達の関係性を思い出す。2022年2月発行。感染症は気にならなかったが、マスクとか移動とか不便だった。(竹)
ジョーン・バウアー 希望のいる町
2026
1/4
父親は分からず、母親はチューリップという変な名を娘に付けて男と駆け落ち。娘は叔母に育てられ、自ら名前をホープ(希望)と変えた。叔母も男に騙され別の町でコックをし、娘も高校の傍らウェイトレスをする。不正をする町長に対抗してレストランのオーナーが立候補。でも彼はガン治療中。アメリカのヤングアダルト小説。読み易い。(竹)
過去の毒書生活
 過去のものは、作者姓をあいうえお順にして分類しました。長岡(日本外国)、燕(日本外国)。おすすめの「松」ランク(うちの店では松が特上です)をまとめている最中です。