八石山登山道群。 | |
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2013年5月10日の気持ち 今日、石川集落から登り、これで名のある登山道は全て登ったと思うがどうか。八石城址のカタクリ大群生の花は終っていたが、他ではまだまだ咲いていた。これからは人の少ない八石山になる。 ![]() 2013年5月10日8時27分 林道八石山線終点。 今はここが終点だが、今年はここから左下に見える林道(舗装)につなげるらしい。南条八石や赤尾八石へはここが一番近くて楽な登山口だが、工事が本格化するとここへは入れなくなるかもしれない。 |
柏崎市と小国町(現在は長岡市)にまたがる八石山は、北から下八石、中八石、上八石とつながり、一番高い中八石が地図上でも頂上と表示されています。 他にも八石城址や赤尾八石、不動滝や十三ヶ滝などの自然の景観や、カタクリを代表として山野草が豊富で、道も整備されて特に危険な場所も無く、老若男女に愛される山です。登山口には杖まで置いてあるサービスぶりです。 今回石川集落からの登山道を登って、あらかた八石山のルートを歩いたと思われるので、記念に各登山道を紹介します。(年月日をクリックすると山の記録に飛びます) 柏崎市のコース(八石山の西側) ある年から、下八石山(南条八石山)と赤尾八石方面の整備が特に手厚く行われている。地図で見ると本当の頂上の中八石は境界から少しだけ小国町側にあるようなので、柏崎では手を出さないのだろう。 |
○鹿島コース 2007年3月28日(下八石山まで1時間37分) 移動=キューブ 鹿島集落から入った登山口は駐車スペースは少ない(数台)。案内板にはUターン可能と書いてある。その程度のスペースしかない。 登山道の途中に小さいが手厚く囲われた薬師如来がある。 高圧鉄塔30の手前で赤尾コースと合流する。高圧鉄塔33で右折して赤尾八石を目指すが左にも道がある。鉄塔の巡視路と思われるが小国の離山につながっているのかもしれないが未確認。 ○赤尾コース 2006年3月25日(リタイアまで2時間7分) 移動=キューブ 雪が多い年で登山口まで車が入れず赤尾集落センターから歩く。 登山口から30分位で鹿島コースと合流する。 山も雪が多く赤尾八石手前の豆柿の付近で、急で両側切り落ちた雪渓が怖くて通過出来ずリタイア。 ○林道八石山線終点(仮名)コース 鹿島・赤尾コースの途中の高圧鉄塔32の近くに来ている林道八石山線の終点(この時点で)から登るコース。 鹿島・赤尾コースを大幅にショートカットする楽なコース。上記の赤尾コースを登った時に林道を発見し、その後に下見をして武石トンネル柏崎側出口から上がれる事を確認した。 今日の八石山縦走の自転車移動の起点で縦走の終点となった。今年は林道八石山線が延伸し小国側の途中まで来ている道につながるらしい。 ○赤尾滝コース 2003年5月14日(下八石山まで1時間21分) 移動=イナズマ1200 鹿島コースと間違えて登る。登山口は6〜7台の駐車可能。 途中の十三ヶ滝までが滝コースというようだ。十三ヶ滝は南無不動明王の旗が立っていたが、行者の修行場所か。 開閉式?の傘型の東屋があった。同じ東屋が赤尾八石にもあった。 滝分岐から上にも分岐があり直進すれば三ツ小沢コースで、右折すると沢コースにつながり峰コースにもつながっている。 三ツ小沢コースを上がると赤尾八石に出る。 ○三ツ小沢コース(追田登山口) 利用は上記と2008年4月15日の縦走で下りに使う。 赤尾八石の尾根を上がるコース。沢と峰のコースと同じく通常の登山口は追田駐車場だが、上記にもあるように赤尾の滝コースにもつながっている。 かやかり場の上で左折し峰コースと別れその先で左折し沢コースと別れ、その又先で赤尾滝コースと合流し右折する。下八石山に行くには遠回りとなる。 ○沢コース(追田登山口) 2003年5月14日に赤尾滝コースからと2004年8月22日に峰コースから登った時に下りに使う。 赤尾八石と下八石の尾根の間の沢沿いのコースで時期にはニリンソウが群生している。 かやかり場の上とそのもっと上に峰コースとの連絡路が2箇所ある。沢と峰コースを使って周回して来る人も多い。 ○峰コース(追田登山口) 2002年8月18日(下八石山まで48分) 移動=イナズマ1200 初めて追田から登って駐車場や登山道や下八石山がよく整備されている事に驚く。何故なら1993年に不動滝から登った時は久之木峠からの道も薮で下八石山頂上も草ぼうぼうでマイクロ反射板と三角点しかなかったから。 追田から登る一番標準的なコースで一番早く下八石山に登れる。 追田大駐車場から車で曲がりくねった林道を上がると上の登山口があり車も10台程停められる。しかし、満車の場合があるので、最初から大駐車場に停めて近道の山道を歩いた方がおすすめ。時間的な違いは少ない。 2004年8月22日(下八石山まで1時間) 移動=ディンゴ シュガー氏、iwa氏と登る。下八石で休憩後、時間が早かったので中八石まで行って昼食。帰りは赤尾八石に寄って戻って沢コースで下りた。登山道が多彩で組み合わせて楽しんだ。 ○久之木コース 1988年5月3日(中八石山まで1時間15分) 移動=JOG80 初めて八石山に登ったのがこのルート。中八石山という本当の八石山に直接登るルート。登山口は駐車スペースが4台ほどだった。 途中に屏風滝があるが近くへは行けないようだ。久之木平は雑木が生えて面影が無いが昔は牛の放牧をしていたという。久之木峠は十字路になっていて小国側にも行けたらしい。八石山が生活の場だったのだ。 ○不動滝コース 1993年5月4日(中八石山まで1時間30分) 移動=TS125R 上八石、中八石、下八石と登った。八石城址でカタクリの満開に感激した。久之木峠から下八石への道は薮だらけだった。 1997年5月4日(中八石山まで2時間) 移動=サニー(バーラー氏所有) バーラー氏親子とシュガー氏と登る。不動滝から上がり、久之木へ下りる。下りてから不動滝まで歩いて戻る。中八石で雨やどり。 2008年4月15日(中八石山まで1時間14分) 移動=キューブ・ランドマスター 追田に車を置いて自転車で不動滝に移動して縦走した。 この時だと思うが、関東から観光バスが来て登山客を降ろし、縦走した登山客を不動滝で待つ為に出て行った。 不動滝の登山口も整備されトイレも出来ていた。 ○石川コース 2013年5月10日(中八石まで1時間21分) 移動=コルトプラス・ランドマスター 石川集落に入ってからの登山口分岐の看板で左折する。左折を指示する表示に見えない。 駐車場は無いので道の脇に停めるしかない。道自体も2台やっとすれ違える位の狭さだが、主要道の脇道なので許されるか。 コースは雪割草の丘(小城跡=よばり場)を通るコースの他にカタクリの丘を通るバイパスコースもある。その先で、不動滝コースと合流する。 小国町のコース(八石山の東側)) 小国町で作ったらしい中八石山とステーキハウス分岐の展望小屋は中越沖地震で損傷し、今回行ったら解体してあった。小国側のコースは15年以上歩いていないので状態は分からない。 ○八王子コース 1998年4月12日(中八石まで1時間) 移動=エスクード 駐車場が無いので車は道の脇に邪魔にならない所を選んで停める。 コース途中になたヶ池がある。小さいが八石山で池があるのは珍しい。今は途中で林道八石山南線が登山道を分断しているらしいが未確認。 尾根に上がって上八石山からの道と合流し、そのすぐ先でステーキハウスからの道とも合流する。 ○離山ステーキハウスコース 1992年6月27日(中八石まで1時間6分) 移動=RZR250R 何でこんな辺鄙な所にステーキハウスがあるのか!が最初の印象。今もまだ営業しているのだろうか。 登る途中の名所は婆石。由来はとうに忘れてしまった。 帰りは中八石から直接離山側に下りる(下記)。 ○離山高圧鉄塔(仮名)コース 上記の帰りに使った道で、中八石から直接急降下で高圧鉄塔(v「確認)に下りる。 鉄塔に着く前に分岐があったが、これが鉄塔巡視路で鉄塔33にあった分岐につながっているのではと推測する(次回確認したい)。 鉄塔からは車道になり石川峠への道に出たら右折してステーキハウスに戻る。 あとがき 八石山とは、急に思い立っても気軽に登れる山で、家族で、友達で、行く所に困ったと思った時の切り札となります。 低い山なのにこれだけの登山道が整備されているのは他に類を見ないでしょう。この数の多さが八石山を飽きさせません。 この日も仕事をしてから登りに来たという女性がいました。昼食をして下りたらまた仕事に行くと言っていました。どういう仕事でしょう。 ひとつ気に掛かるのが小国町離山にある高圧鉄塔の巡視路を通る道です。モヤモヤしていますが、来年には調べてみましょう。 |
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